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三菱地所&野村不動産 用賀のマンションが人気

両社合わせて世田谷区内で85棟目の大型マンション

「トワイシア用賀」完成予想図

 

 三菱地所と野村不動産が共同で分譲しているマンション「トワイシア用賀」が人気を集めている。

 東急田園都市線用賀駅から徒歩4分のニコン社宅跡地で建設中の全204戸の規模だ。専有面積は約66〜104平方b、最多価格帯は7000万円台、坪単価は330万円。事業比率は50:50。モデルルームオープン以来約2カ月で1300組の来場者を集めており、1期150戸の即日完売は間違いない。

 人気沿線の駅近なので人気になるとは予想できるが、それにしても周辺物件より坪単価にして30万円は高く、7000万円台の150戸を即日完売とは驚きだ。

 さすが両社のブランド力というべきか。両社はこれまでも世田谷区で沢山マンションを供給してきた実績があり、双方を合わせるとその数は85棟目になるという。

 建物は、高速に面した12階建ての高層棟と、第一種低層住居専用地域に面した5階建ての2棟構成で、屋上緑化を施し、外構に力を入れているのが特徴。仕様レベルも高く、天然御影石、突き板の建具、メーターモジュールなどを採用している。

 埼玉・千葉の郊外部では苦戦物件も多いが、都心の大手デベロッパーの物件人気が続いている。それを象徴する物件だ。

 

(牧田 司記者 11月8日)