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三井不動産&阪急不動産 永田町で垂涎の的のマンション

 

議長公邸を見下ろす国会にも近い全84戸 20年ぶりの供給

 三井不動産と阪急不動産が近く分譲する「パークコート・ジオ永田町」を見学した。所在地「東京都千代田区永田町2丁目25番3(地番)」が示す通り、紛れもなく永田町の中心地。永田町駅から徒歩2分。議長公邸を眼下に見下ろし、プリンスホテル、ホテルニューオータニ、国会議事堂、自民党本部にも近い14階建て84戸の規模だ。事業協力者用として49戸が当てられるので、分譲戸数は35戸。専有面積は約42〜139平方b、価格は未定だが、坪単価は560万円台とか。

 永田町界隈では、昭和50年代には結構マンションが分譲されたと記憶しているが、販売事務所で聞いたところ、分譲マンションの供給は20年振りだという。それほど希少価値の高いマンションだ。

 単価は高いのか安いのか、立地が立地だけに全然分からない。富裕層でも価値を認めない人も多いだろうし、永田町界隈で仕事をする人にとっては垂涎の的であろうことも容易に想像がつく。そんな特殊な立地条件だ。

 デザインコンセプトは白と黒。内装は白を基調にしたシンプルなもので、建具などは全てピアノ塗装。ゼブラウッドがアクセントとして用いられているのが特徴だ。全体的にはキッチンやダイニング付きの高級ホテルのスィートルームといった感じだ。

 国会議員でも、議員歳費だけの年収では買えないと思うが、人気になるのは間違いなさそうだ。

 

(牧田 司記者 11月7日)