三井不動産住宅サービス(日曜ブロック)

3年振りに復帰 過去準優勝2回の戦績上位だが…

 

左から平田、関口、井口の各氏

 

かつてのエース・北島は36歳 体型も問題とか

 三井不動産住宅サービスが3年振りに日曜ブロックに復帰する。

 通算成績が25勝14敗( .641)と数字が示すように、過去の戦績は素晴らしい。好投手・北島を擁し第8回大会から参加して9、10回大会でブロック準優勝を飾っている。その後、北島は故障で調子が上がらず、チームも低迷。15回大会で2連敗したのを最後に大会を欠場していた。。

 復帰でさぞや意気が上がっていると思いきや、全然そうではない。のっけからマイナス面ばかりが浮き彫りになるインタビューとなった。

 先日行われたオール三井の大会でまさかの初戦敗退したのがよほど尾を引いているようだ。

 6月は土曜、日曜日が仕事のケースが多く、選手が集まらなかったのが理由だが、高層住宅本部ライフサポーター運営部課長代理・平田明氏(内野手)は、「昨年は、ユニフォームを一新、新人の活躍もあり、オール三井の大会で2部ながら優勝したのに、今年から大会要項が変更になり、一部昇格が見送り、大会初戦で敗退してしまった」と嘆く。

 (北島さんがエースでは?)「北島さんは年齢が36歳で、エラーもあったが、結構打たれた」(高層住宅本部営業部営業課主査・井口知也氏、捕手)。

 準優勝当時から監督を務めている高層住宅本部営業部営業課長・関口賢二氏からも景気のいい話は聞かれない。「若返りが図れず、メンバーが固定してしまった。(北島は)体型の問題(太ったという意味か)もありそうで…、かつての3番、4番は名古屋に転勤になってしまった。かつてのイメージを持たれると…」

 「うちは謙虚に初戦突破が目標」(関口監督)というが、エース・北島の衰えは隠しきれず、主力選手も集まらず、苦戦は免れないようだ。「弱いチームは抽選会で優遇されないの? 」(平田氏)と戦う前から弱音を吐いた。

 記者は「日曜ブロック参加21チームのうちで強いのは5〜6チーム。あとはどんぐりの背比べ(でもない。他にも強そうなチームはたくさんいる)」と、なぐさめるしかなかった。

 頑張れ三井不動産住宅サービス!

 

(牧田 司記者 6月7日)