三井不動産住宅リース(日曜ブロック)

三井不動産にはかなわないが、三井不販とは互角?

プレーイングマネージャーは出塁させるとうるさい土屋氏

 

土屋 淳課長

 

 三井不動産住宅リースが日曜ブロックに初めて参加する。

 同社は、賃貸マンションの商品企画やトータルマネジメント、不動産有効活用のコンサルティング、借上社宅の監理代行などを主な業務にしており、売上高は406億円(2005年3月期)、賃貸借の業務受託は約27.000戸、借上社宅管理代行は約14.000件にのぼっている。社員数は334名(2005年3月31日現在)。

 

 野球チームの監督兼野手を務めるのが、賃貸運営本部運営部運営課長・土屋淳氏(39)だ。まずは、土屋氏にチームの戦力分析を行ってもらった。

 「野球部ができたのが1991年。毎年、オール三井の野球大会など年3回ぐらい出場してきた。昨年、三井浜田山グラウンドが閉鎖になって、オール三井の大会も危ぶまれていたが、幸い6月に開催することが決った。RBA野球については、話は聞いていたが、試合数が少なくなったので出場を決めた。

 オール三井の大会では、3、4年前に1部リーグに昇格。ベスト4まで行ったことがある。三井不動産にはかなわないが、三井不動産販売とは互角の戦いができる。

 選手層が厚くなく、高年齢化が進んでいるのが不安材料だが、何とか決勝トーナメントに勝ち進みたい。投手はエースに頼りきりのところがあるが、打線はそこそこ打てる」

 土屋氏は高校まで1、2番を打っており、守備は捕手と内野。小兵だが、出塁させるとうるさいランナーだろう。

 同社の参戦によって、日曜ブロックの三井グループは5社になった。初戦から同グループの対戦も十分ありそうだ。

 

(牧田 司記者 6月2日)