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TOKYO-BAY ららぽーとに新ファッションゾーン

「 CANDY DRIVE 」がオープン

 

5月26日オープンした「CANDY DRIVE」

 

 TOKYO-BAY ららぽーと(千葉県船橋市浜町 2-1-1  延床面積 255,000 u)は、 5 月 26 日、新しいファッションゾーン「 CANDY DRIVE (キャンディー・ドライブ)」をオープンした。

 「 TOKYO-BAY ららぽーと」は JR 京葉線の南船橋駅から徒歩約 4 分。ららぽーと1、2、3と WEST 、 EAST の 5 つのファッションモールからなっている。

 今回オープンした「 CANDY DRIVE 」は、「ららぽーと1」の中の一部を改装してできたもので、約 3,800 uに 26 の店舗が配置されている。「CANDY」は素敵な女性を、「DRIVE」は会話性のあるゾーンを意味している。コンセプトは“ガールズ・マインド”。顧客調査の“ファッションの充実性を求める若い女性からの声”をもとに決められたとのことで、 20 代女性を中心に 10 代後半からヤングミセスまでの幅広い年代の声に応えるというものである。衣料品やアクセサリーだけでなく、ファッション雑貨やインナー、ネイルサロン、香水専門店、軽飲食所というようにバラエティに富み、トータルなゾーン構成となっている。ロールケーキやアイスクリームなどを飲食できる店舗の傍には長椅子も多めに配置されている。このゾーン内に入れば、ショッピングとティーブレイクが一度に楽しめるという感じだ。

 オープン初日の今日は、“モテる女をめざす”というテーマの下に、各店で「モテ袋」(¥5, 000 )なる福袋が売り出されており、すでに今日の分は完売したという店もあったほどだ。

 今回の改装には 3 億 7 千万円の費用がかけられた。これまでららぽーとでは、通路を歩きながらショッピングするという感覚が中心だったが、今回はターゲットを明確にし、店舗だけでなく通路などの環境にも配慮をし、全体として他のゾーンとの違いを打ち出している。また、同ゾーンの設置を最寄駅である南船橋駅からの送迎バスが到着する場所のすぐ傍にするなど、同ゾーンに入れる力が感じられる。「TOKYO-BAY ららぽーと」を運営する三井不動産と株式会社ららぽーとは、インパクトのある改装ができたと自信をのぞかせている。

 「 TOKYO-BAY ららぽーと」は、昨年度の売上高は 636 億円、前年度比 109 %の伸びを示しているという。特にレディス衣料部門が好調に推移しているとのことである。そして今回オープンした「 CANDY DRIVE 」ゾーンだけで年間 25 億円の売り上げを見込んでいる。

 年間約2, 500 万人が来場するという TOKYO-BAY ららぽーと。今後、同ゾーンの売り上げなどを見て、新たなテーマゾーンの設置を検討するという。

 この週末は、 10 代後半から 20 代の女性達で賑わうことと思われる。

 

 

 

「モテ袋」が完売したストーン店

 

 

若い女性達のカリスマ的存在のあの人からも お祝いの花が

 

(岡崎 万里 5月26日)