RBAタイムズHOME > 2006年 > ニュース

野村不動産、京王線でマンション・建売り大攻勢

プラウドシーズン調布ケ丘

「プラウドシーズン調布ケ丘」

 

4物件421戸を販売

 野村不動産が京王線で大攻勢をかけている。現在販売中あるいは近く販売予定のマンションは「プラウド調布柴崎」(全99戸)「プラウド府中中河原」(全210戸)があり、建売住宅は「プラウドシーズン調布ケ丘」(全15戸)と「プラウドシーズン府中武蔵野」(全97戸)がある。4物件で421戸だ。

 「調布柴崎」は、柴崎駅から徒歩8分の閑静な住宅街にあり、設計は日建ハウジングシステム。住戸プランは広めのタイプが中心で、坪単価は約185万円。すでに登録が始まっており、早期完売は間違いない。

 「府中中河原」は、中河原駅から徒歩4分。施工は長谷工コーポレーション。モデルルームは見ていないので何ともいえないが、駅から近く、多摩川へも徒歩5分の立地からして人気になる可能性は十分だ。

 「調布ケ丘」は、調布駅から徒歩14分の、いわゆる都市型戸建て。建物は既に完成しており、19日登録締め切りの結果、最高3倍、平均1.2倍の人気で即日完売した。同業他社の都市型戸建てよりはグレードは間違いなく高い。

「府中武蔵野台」は、武蔵野台駅から徒歩12分の大規模団地で、売主は同社のほか新星和不動産。両社は3年前、「フェアグローヴ武蔵野の森」(全88戸)を分譲して、瞬く間に完売した実績がある。まだモデルハウスは出来ていないが、ランドプランが素晴らしかった「フェアグローヴ武蔵野の森」と同様のプランが期待できそうだ。

 同社はもともと京王線での供給は多いが、マンションだけで約2600戸と聞かされて驚いた。同沿線での供給実績では、おそらく大京が断トツだろうが、野村不動産も上位にあるのは間違いない。売れ行きもよく、プラウド<uランドになってからは、一部を除いてことごとく早期完売している。プラウドのブランドイメージと京王線の地域イメージがぴったりなのも好調の要因の一つだろう。4物件の売れ行きが楽しみだ。

 

(牧田 司記者 3月24日)