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 プラウド*村不動産の「駒込」「二子玉川」が完成

プラウド駒込

「プラウド駒込 」 

プラウドタワー二子玉川

「プラウドタワー二子玉川」

 

 野村不動産は2月16日、好調のうちに完売した「プラウド駒込」と「プラウドタワー二子玉川」の2物件を記者団に公開した。

「駒込」坪単価280万円 納得のグレードの高さ

 「駒込」はJR駒込駅から徒歩4分、豊島区駒込4丁目の一角に建つ地下1階地上 14 階建て全488戸の規模。JRの社宅跡地。2年前に分譲され、坪単価が280万円と当時としては高かったことから、業界でも話題になったが、早期完売した。施工は竹中工務店。

 建物は、容積率を満たすためかなり高密度になっているが、住棟配置を5棟構成とし空間を巧みに利用することで、光と風を取り込んでいるのが特徴。高層棟では免震+フラットスラブを採用している。

 ランドスケープデザインでは、ソメイヨシノの発祥の地ということから、既存樹のソメイヨシノや、ムクノキの大木もメインゲート付近に残した。共用部には芸術家のオブジェやモニュメントが配置されている。

 共用施設、各住戸の設備仕様レベルが高いのも特徴の一つで、エレベータは2戸1が基本で、ゲストルームは和室と洋室の2タイプを用意。屋上にはジャグジーを備えたビューラウンジを設置。全戸に内側が木目調の二重サッシや大型ケーシング枠付きのイタリア製木製建具を装備した。

坪単価350万円 「二子玉川」「プラウド」ブランドが相乗効果

 「二子玉川」は、やはり2年前に分譲された、田園都市線二子玉川駅から徒歩2分の、世田谷区玉川3丁目に建つ地下1階地上 27 階建て全202戸の規模。単身世帯向けの約 36 平方bから2億円を超える約135平方bまで幅広い価格帯まで揃っており、坪単価が350万円と高かったため、業界を驚愕させたマンション。それでも早期完売し、業界を再び驚かせた。「二子玉川」と「プラウド」のブランドが相乗効果を発揮したマンションだ。

 基本設計には、近接する高島屋を手がけたプランテック総合計画事務所(大江匡代表)を起用。設計・施工は鹿島建設。

 外装には、47角磁器質タイルやガラス素材、アルミ製品を多用し、シャープなファサードとしている。エントランスロビーは、床はタイル張り、壁はライムストーン、天然木張り。住戸は紫檀、ウォールナットなどの天然素材を用いている。全戸ディスポーザー、二重サッシを採用。

 26〜27階階のペントハウスは鉄骨造として、外壁よりセットバックさせ、柱の周りにサッシを配しているのが特徴。

 21階の共用部にはゲストルーム、スカイライブラリーなどを設けている。

 「駒込」「二子玉川」ともプラウド<uランドにふさわしいグレードの高いマンションであるのは間違いない。「二子玉川」の30〜50平方b台のコンパクトタイプの購入者はほとんどが単身女性で、年収は2000万円台から5000万円台だというから驚きだ。

 

(牧田 司記者 2月17日)