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RBA旋風 綺羅星のごとく (7月8日)

 RBA野球大会は今年で16回目を迎えるが、選手として活躍されてきた方々の本業での活躍も目立つ。野球も仕事も≠ニいうRBA野球のコンセプトが間違いでなかったことを証明している。以下、主だった方々を紹介してみよう。 ( 順不同 )

 大会が始まったころ、三井不動産の投手として活躍された 池谷邦昭氏 (57) は昨年 4 月、常務執行役員に昇格。現在、商業施設本部長を務めている。

 平成 6 年から 10 年まで東急リバブルの監督を務め、黄金時代を築いた舟積一洋氏 (45) は昨年6月、同社の中途採用としては初の取締役に就任。流通部門の統括部長として采配を振るっている。

 旭化成ホームズの人事部長としてチームをRBAナンバー1≠ノ育て上げた平居正仁氏 (56) は今年6月、グループ会社の旭化成リフォーム社長に就任した。同社は昨年からRBA日曜ブロックに初参加、準優勝している。今年も旋風を巻き起こすに違いない。

 平居氏のもと、旭化成ホームズの監督経験者、堀井慶一氏 (51) は2年連続で優勝を逸した責任を取らされ、野球部ではただの人≠ノ降格されたが、仕事では今年4月、同社執行役員東京第一営業本部長に抜擢された。スタッフ約 380 名、売上高で約 500 億円の大所帯の指揮を取る。

 愛ちゃん≠アと田辺愛さん (24) を初の女性選手として出場させ、準優勝も飾ったこともあるタカラレーベンの島田和一氏 (38) と植村健志氏 (38) はそれぞれ常務取締役を務める。両氏はリクルートコスモス時代でも選手として活躍した。島田氏は仕事に専念するためか最近は試合に出ないが、植村氏はレギュラーの座を死守するのに懸命だ。

 会社設立は平成 11 年とまだ若いが、不動産再生事業で伸びるサンフロンティア不動産の長谷川進一氏 (32) は今年 6 月、常務取締役に昇格。監督としても采配を振るい、今年は優勝を狙う。中央区の大会では平和不動産に圧勝するなどして優勝。今年 4 月以降は 9 勝1分け、負けなしとか。

 このほか、三井のリハウス、東急リバブル、野村不動産アーバンネット、ケンコーポレーション、オークラヤ住宅、ナイス、みずほアセット住販などの流通会社には支店長クラスが綺羅星のごとく輝いている。

 現在は大会に出場していないが、かつて大京と覇権を争った力建の監督だった大條寧敏氏 (47) は昨年 12 月、グループ会社の力建ベルランドの社長に就任している。記者がこれまでの大会で 3 人の投手を選ぶとすれば、大條氏は間違いなくその一人に入る。大條氏の捲土重来に期待したい。

 長島茂雄氏は「巨人軍は永久に不滅です」と名言を残されたが、RBAもまた永遠に綺羅星のごとく住宅・不動産業界で輝くに違いない。

(牧田 司記者 7月8日)