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東急不動産 高齢者向け「グランクレール青葉台二丁目」

募集開始3日間で来場90件


「グランクレール青葉台二丁目」

 東急不動産は3月11日、先週の8日から入居者募集を開始したサービス付き高齢者向け住宅「グランクレール青葉台二丁目」の記者内覧会を行った。8、9、10日の3日間で毎日30組、合計90組の来場者があり、すでに40件の引き合いがあるなど上々のスタートを切った。

 物件は、東急田園都市線青葉台駅から徒歩8分、横浜市青葉区青葉台二丁目に位置する地下2階地上4階建て全80戸。専有面積は45.60〜100.46u、入居時費用は一括払方式で2,800万〜7,322万円(80歳・1人入居の場合)。月額利用料は管理費が50,000円、サービス費が94,500円。開業予定は2013年9月。

 週4日営業のクリニックを併設するとともに、聖マリアンナ医科大学病院・昭和大学藤が丘病院との連携を行うほか、訪問介護サービス、ケアレジデンスへの移行を保証する。

 マンション内には入室から1時間以上経過した場合、スタッフが安全確認をする営業する大浴場、56席の天井高5mのダイニング、約160uの2層吹抜けラウンジ、ライブラリー、多目的ホール、シアタールーム、娯楽室などの共用施設もある。食事は朝食400円台から夕食700円台。特別室での家族などとの特別料理も可。

 隣接地には2014年4月開業予定のケア付きレジデンス棟(34戸)を建設し、双方を繋げる。

  
2層吹抜けのラウンジ                               ライブラリー

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 同社のこの「グランクレール」を見学するのは2004年に開業した第一号の「グランクレールあざみ野」以来5棟目ぐらいだろうか。同社によるとケア付きも含めると今回のマンションで11棟目で、管理室数は1,000戸を突破するという。

 同じような業態では最大手と思われるハーフ・センチュリー・モアの「サンシティ」(そのほとんどは有料老人ホーム)が室数では断トツだろうが、サービス付き高齢者住宅という範疇なら同社が民間トップではないか。東急沿線の富裕層向けビジネスとして完全に定着した。

   
ダイニング(天井高は約5m)                         エレベータホール(床はカリン材の「ヘリンボーン」)

東急不 シニア向け「グランクレールセンター南」開業(2010/1/25)

(牧田 司記者 2013年3月11日)