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6月の建設工事受注高6兆3,530億円(前年同月比14.2%増)

公共事業、住宅・不動産が増加に寄与

 国土交通省は8月9日、平成25年6月の建設工事受注動態統計をまとめ発表。受注高は6兆3,530億円(前年同月比14.2%増)で、このうち元請受注高は4兆4,382億円(同23.7%増)、下請受注高は1兆9,148億円(同3.1%減)となった。

 元請受注高のうち発注者別では公共機関からは1兆4,984億円(同43.1%増)、民間などからは2兆9,397億円(同15.7%増 ) となっている。

 民間などからの受注工事で多いのは「住宅」1,923億円、「店舗」750億円、「医療・福祉施設」619億円。発注者別でもっとも多いのは不動産業の2,166億円(同31.4%増)。公共工事と住宅、不動産が受注増に大きく寄与している。

 また、平成25年9月の主要建設資材月別需要予測では、「セメント、生コンクリート」が4,500千t(前年同月比21.4%のプラス)、「木材」は875千?(同12.0%のプラス)、「普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼」は2,000千t(同 18.3%のプラス)などいずれも大幅プラスを予測している。..

(牧田 司記者 2013年8月9日)