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 三菱地所 フラッグシップマンショングラン

第2号の「ザ・パークハウス グラン三番町」


「ザ・パークハウス グラン三番町」完成予想図

 三菱地所レジデンスの都心のフラッグシップマンション「ザ・パークハウス グラン」の第2号物件「ザ・パークハウス グラン三番町」を見学した。同社としては「番町エリア」11物件目で、 148戸という規模は過去最大。1月に物件ホームページを開設して以来約3,000件の問い合わせがあり、事前案内会への来場も約400件にのぼっており、早期完売する可能性が高い。

 物件は、東京メトロ半蔵門線半蔵門駅から徒歩5分、千代田区三番町に位置する15階建て全148戸の規模。専有面積は60.68〜134.78u、価格は未定だが、70u台で9,000万円台、90u台で1億2,000万〜1億3,000万円台になる模様。竣工予定は2014年8月上旬。設計・監理は三菱地所設計、大林組。施工は大林組。販売開始は6月中旬。

 現地は、中高層のマンションやビルなどが建ち並ぶ一角。1,000坪超の整形敷地を生かした植栽と水景を融合させたランドスケープデザイン、免震工法、ICキーケースの携帯により自動解錠される5重セキュリティなどが特徴。

 外観は彫りの深い立体的なデザインが特徴で、角度や光の加減で表情が異なるようにしており、大小のマリオンと黒枠のサッシ、黒のアルミルーバーを組み合わている。共用部には左官壁や木のアートも設ける。住戸内は梁背を抑えたアウトフレーム順梁の建具はウォルナットの突き板、キッチン天板にはシーザーストーンを採用している。建具ドアはイタリア製。


水景

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 同社が「番町エリア」で過去10物件も供給しており、同エリアでは40%を超える供給シェアを占めていることは知らなかった。ただ、「パークハウス・ジオ六番町」(2001年竣工)、「ルクセンブルグハウス」(2003年竣工)、「三番町パークテラス桜苑」(2005年竣工)などいくつかは見学している。物件名に「ジオ」がついている「六番町」は阪急不動産との共同事業で、阪急不動産の首都圏初のマンションだ。

 どの物件だったか忘れたが、キッチン調理台にガスとIHが併用可能なものを設置していたのに驚いたことがある。販売事務所から現地までの番町文人通り沿いにも同社の植栽計画が見事な竣工済みマンションがある。

 坪単価は「未定」とのことだが、記者が予想した単価にぴったりになるはずだ。


120タイプ リビング

(牧田 司記者 2013年5月24日)