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第24回 RBA野球大会 日曜ブロック データ

参加全19チーム 個人262選手 個人打撃成績

打率トップは三井不・山上真

打点王はケン小笠原 本塁打はタイセイ井上

(赤字は予選敗退チーム)

 参加全16チームの個人打撃成績の打率トップは三井不動産の山上。13打数8安打5打点で、打率は.615。三塁打を1本、2塁打を2本それぞれ放った。山上は34歳。記者は10年ぐらい山上を見つづけているが、素質は日曜ブロックナンバー1だと思っていた。遊撃手として華麗な守備を見せ、打撃も長打力があった。しかし、その後はあまり出場せず、どんどん太りだし、成績も下降線を辿った。守備力も落ちてきたが、今年は大事な試合で好打を放ち、堂々の首位打者を獲得した。

 三井不動産レジデンシャル内山と菱重エステート成田は打席数こそ少ないが、打率.600をマークした。ポラス中川、旭化成リフォーム金子、タイセイ近藤、ケン矢澤、青山メイン石井、鹿島石川、鹿島豊田、清水荒内が打率.500以上を上げた。

 貢献度では金子がトップ。金子は弱投チームをカバーするためここ数年は投手を務めてきたが、今年は打者に専任。打力では日曜屈指の強打者であることを証明した。タイセイ近藤は「中学までしか野球をしたことがない」そうだが、ケン小笠原にも決勝戦で唯一の安打を放ち、ノーヒットノーランを逃れた。素人目にも打てそうにないと映るが、センター返しを徹底したのが高打率をの残したようだ。ケンの矢澤は相手チームにとって一番嫌な選手だ。平気で当たりに来るから始末が悪い。塁に出すと間違いなく2盗、3盗を敢行する。

 ケンの小笠原は10打点を挙げ打点王に輝いた。確かよく打ったときは投げておらず、3塁を守っていた。怪物の小笠原でも投げたときは打率は下がった。他の投手でも鹿島豊田、三井相澤らはよく打った。

 本塁打王は3本のタイセイ・ハウジー井上。他では三井不動産レジデンシャルの新人山際が2本放ったが、3打数2安打で、全てが本塁打。愛知の強豪東邦出身で、来季以降の活躍に期待。今季不調の安田不動産・西澤はそれでも3割をマーク。タイセイ千葉秀は.190で絶不調。

 規定打席未満のケン大矢は8打席ながら6つの四死球を選び、2打数2安打の打率10割。陰の功労者。 

 


(牧田 司記者 平成24年12月18日)