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第24回 RBA野球大会 水曜ブロック(モンゴル国大使杯争奪戦)予選トーナメント

どっちも勝て 記者の勝って@\想

(  )内は記者のレーティング

10月10日(水) 準々決勝戦 大宮健保グラウンド

グラウンド【 25】

10:00〜 旭化成ホームズ (90)−ミサワホーム東京( 76 ⇒81)

 旭化成ホームズの優勢は動かない。前試合でエース今野が2回を投げた。予選では登板を控えたので使い減りしていないためか球威も十分で4三振を奪った。ここは必勝態勢で先発するはずだ。捕手は山本でなく津久井だろう。現在、打率は驚異的な8割をマーク。肩もよく完全に正妻の座を奪った。攻撃陣も先頭の北寒寺を筆頭に好調。上下どこからでも好機をつくれるのが強みだ。
  ミサワホーム東京は明らかに戦力アップしている。新人寺泉に海野、山田雄、山田優らの若手が成長、チームは一変した。しかし、ここは相手が悪い。先発はベテランの渡部か。予選で旭化成ホームズ相手に山田優が先発したが、7失点しており、投げづらい。海野もいるが、もともとは外野手だ。
  渡部はのらりくらり投法に徹したい。中途半端なストレートは通用しない。まず北寒寺を出塁させないことだ。カーブでタイミングを外し、勝負球もカーブで討ち取れるはずだ。
  ミサワホーム東京神奈川を破ったとき、ナインは「神奈川を吸収合併する」と訳のわからないことを話していたが、あるいは神奈川のエース清水を引き抜く戦略か。とすれば、清水の先発もあるか。

12:00〜 リスト( 87 )−積水ハウス京葉( 80⇒82)

 好勝負必至。ミスをしたほうが負ける。サドンデスもあるか。
 リストの先発はエース八筬だ。以前ほどスピードはないが、うま味が加わった。強打の京葉打線を抑えそうだ。打線は上位打線が迫力十分。田中は本塁打3本で現在本塁打王。不振をかこっていた杉山も前試合で3塁打を放つなど復調しつつある。
  積水京葉はエース生田次第。ここは力勝負を挑むはずだ。八筬と投げ合えば互角に戦える。竹内捕手は大学時代には生田の球を受けていた。息もピッタリ。リストの田中は高校時代の後輩で「抑えて見せる」と豪語した。
  打線はむらがあるが長打力を秘める。連打で八筬を攻略するのは容易でなく、1発にかける手もあるか。

グラウンド【 26】

10:00〜 ちばリハウス( 76⇒79 )−住友林業( 88 )

 ちばリハウスが上げ潮ムードに乗るが、ここは住林が上位と見た。先発は前試合でノーヒットノーランを演じた石井だ。左腕の新人宮田は欠場しそうだ。石井はここも最小失点に抑える力がある。打線は湿りがちなのが気掛かりだが、いつも接戦を制してきた。
  ちばリハウスはエース篠原が好調。体調がいいようだ。住林打線を抑えるか。カギは打線だ。石井を攻略できるかどうかにかかっている。連打連打で得点するのは難しく、ここは機動力を生かしたいが…桑迫が肉離れで、メタボ体質の選手が多いのがどうか。

12:00〜 東急リバブル( 78 )−ポラス( 71⇒75 )

 戦力的には互角だが、試合にかける意気込みが真逆のチーム同士。リバブルは予選で苦しみながら戦力を整えてきた。主砲の河野が好調で、双子誕生で欠場していた山田も帰ってきた。ムードは最高潮!。
  問題は投手。前試合は鶴巻が完投したが、制球に不安がある。他の投手も同様。どうしのぐか。大槻監督の采配がみものだ。
  ポラスはリバブルと対照的によく言えばリラックスしているが、やや緊張感に欠ける。リバブルと互角に戦える力があるが、相手の迫力に圧倒される可能性十分。迫力を受け流す、いなす対応力があれば逆転も可能だが…。
  岩瀬は味方の拙守は織り込み済みのはずで、ここは冷静に投げたい。むきになれば相手の術中にはまる。打線は制球に課題がある相手投手だけに球を見極めたい。

 

(牧田司記者 平成24年10月9日)