記者のレーティング予想 的中率 水曜ブロックは何と83%! 第24回RBA野球大会水曜ブロックが開幕したが、記者の独断と偏見によるレーティング勝敗予想も上々のスタートを切った。 行われた12試合のうちレーティング上位チームが勝利したのは10試合で、的中率は83.3%だった。 予想を外したのはオークラヤ住宅(83)5−6東急リバブル(76)と積水ハウス(82)0−3ミサワホーム東京神奈川(76)の2試合。言い訳はしたくないが、オークラヤは勝てる試合だった。リバブルの先発の吉田も藤巻もストライクが入らず、試合にならなかった。3回までに13四死球を得ながら5点しか奪えないのが理解できない。コントロールのいい小森がめった打ちされるとは予想もしなかった。投球のくせが見抜かれているのではないか。 それにしても、リバブルは打撃が好調だ。打てるのは河野ぐらいと思っていたが、各打者とも振り切ったり流したり、臨機応変に対応する。古屋は全盛時のできにある。今後戦うチームは要注意だ。平元取締役が初めて応援に駆けつけたようにモチベーションも最高にあがっている。レーティング(昨年は83)を下げすぎたか。見くびったことで、チームに火をつけたのかもしれない。 ただ、投手力が整備されるとは思えない。かつてのエース猪股が鬼気迫る投球を見せたが、同じ投球ができるとは思えない。 オークラヤは、あのふがいない小森の投球を見ると、レーティングは下げなければならないか。応援合戦でもリバブルに完敗だった。 積水ハウスに予想を裏切られるのはもう慣れている。このチームは強いのか弱いのかさっぱり分からない。堀田監督ほど曲者はいない。旭化成ホームズ相手にあれほど好投した寺島も痛打を浴びた。次の試合は予選敗退がかかった試合だから必勝態勢で臨むはずだ。明大硬式出身の投手が先発するのではないか。オープンハウスに入った川崎より実績は上のようだ。 ミサワ神奈川は、清水ではなく松本が投げたのには驚いた。この日の積水ハウス相手なら3安打完封も理解できるが … 。清水はどうしたのだろう。新人の加入も大きい。 後の試合は予想通りだったが、レーティング68の野村リビングサポートが67のコスモスイニシアに8−7でサヨナラ勝ちしたことでも記者の格付け付与能力の高さを証明したのではないか。この1点が大きいのだ。レーティングはマンションの単価予想と同じぐらい自信がある。 ◇ ◆ ◇ 各チームの監督&選手にひと言。記者のレーティングはあてずっぽうではない。オープン戦まで観戦して付与している。野球だからといって手抜きなどしていない。本番では一度に3試合も行われるとしっかり見られないが、要所要所は見ている。相手の戦力を探るには、試合結果記事を分析することだ。 オークラヤ住宅には、記事を見ていないがために負けたといいたい。初回、核弾頭の林が四球で出塁した。吉田は全然球が入らなかった。暴投で林は難なく2進。ところがだ、林は3盗を敢行した。リバブルの新人西澤捕手がストライク送球で林は盗塁失敗。おまけに肉離れを発症した。 林は「あんなにストライクが入らなかったのだから、もう少し様子を見るべきだったか」と言ったが、後の祭りだ。 記者は、リバブルが開幕前に練習していたのを見ている。これまでは山田が捕手を務めていたが、西澤を見て「これは山田からレギュラーを奪えるかも」と思ったほど、いかにも捕手らしい動きをしていた。記事にもちゃんと書いた。 林や監督らがその記事を見ていたら、あんな無茶な盗塁などしないはずだ。たらればはないが、あそこで大量点を奪っていたら結果はまったく違ったものになっていたはずだ。 仕事もがんばってほしいが、試合前日の1時間ぐらいは対戦相手の過去のデータを分析し、頭の中に叩き込んでおくのが勝利への近道だ。それとスコアをしっかりつけることだ。スコアをつけると敵味方の欠点が見えてくる。過去23年間でスコアをしっかりつけていないチームでドームに行ったのはほとんどない。旭化成ホームズの鈴木監督がメモ魔であることを知らないか。 |
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(牧田司記者 平成24年6月22日) |