住林 宮田投手
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総合地所 昨年の大記録に続き打席6のみの大記録達成 住友林業が大笑=B2回まで打者32人を送り込み、ラグビースコアの大量21点を挙げた。梶原が5打点、長岡、稲田がそれぞれ3打点。噂の日大三高−日大準硬式の左腕宮田がデビュー。2回を奪5三振。 昨年、三井リハウス相手に36失点、連続25与得点、1イニング14与四死球の大会記録を樹立した総合地所は新人の安藤が大不調。2イニングで18四死球を乱発。1時間半の試合時間のほとんどを守りにつかされたため、打者は6人しか打席につけなかった。7番亀谷は「噂の投手が相手だから記念になるから打席につきたかった」と悔しがった。富社長ら幹部が応援に駆けつけたが、記録的大敗に笑うしかなかった。
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住 林 席打安点 |
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住林は初回、相手投手の制球難に付け込み9つの四死球を選び10得点。2回にも9個の四死球で1得点。あわせて2回まで32打席18四死球で大量21点。 総合地所は初回、三者連続三振。2回も2三振を喫し、前に飛んだのは5番松脇の投手ゴロのみ。いくら草野球とはいえ、守備機会が投手と捕手、1塁手の3人のみという試合はまずないだろうし、打席に6人しか立てなかった試合もないはずだ。 ○ 近藤 宮田はいい。左腕だがスピードがあり、ちょっとないタイプ ● 安藤投手 僕の責任。全然ダメだった。野球? 中学までやっていた(記者は中学で打撃投手を務めたぐらいだから、ストライクを取ろうと思ったらほぼ100%ストライクが入った。相手を討ち取ろうというより「打ってください」という投球を心がけるべき。安藤は、折からの強風に吹き飛ばされそうになり投球練習をやめたように、体も細い。次は先発はないはず。かつての大投手長島が投げるはず) ● 長島 宮田と僕の全盛時? そりゃ僕のほうが速かったんじゃないの(確かに)
住林 噂の宮田は変化球の制球に課題か 住林鈴木監督の日大三高の後輩、宮田の投球を見た。近藤が話したようにかつてのRBAの星・三井不動産の志村よりは球は速いかもしれない。低めの内外角に決まればまず打たれない。スライターもいい。三振した最後の打者橋本を打ち取ったのも内角のスライターだった。橋本は「球が消えた」と話した。 しかし、先頭打者の矢部にはカウント2−3までいったように、制球にやや課題があると見た。カーブがほとんどすっぽ抜けていた。スピードはもっと出るのだろうが、かなりセーブしていたはずだ。 本人は「軟式は中学までやっていたからもう慣れた」と話した。 次のリスト戦は誰が投げるのか。右腕のエース石井をぶつけるのか、それとも宮田か、あるいはオープン戦でリスト打線を翻弄した西野か。策士鈴木監督の投手起用はみものだ。勝ったほうが4強入りする可能性が高い。 ふがいない試合をやりましてごめんなさーい |
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(牧田司記者 平成24年6月21日) |