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消費税値上げ見込んだ駆け込み 10月の住宅着工が激増

 国土交通省は11月30日、平成24年10月の新設住宅着工戸数をまとめ発表。消費税率の引き上げを睨んだ駆け込みのためか持家、貸家、分譲とも2けた増となった。総数は84,251戸(前年同月比25.2%増、2か月連続の増加)で、内訳は持家が28,894戸(同13.0%増、2か月連続の増加)、貸家が33,939戸(同48.2%増、2か月連続の増加)、分譲住宅が21,064戸(同14.2%増、2か月連続の増加)。分譲の内訳はマンションが10,334戸(同17.8%増、2か月連続の増加)、一戸建てが10,656戸(同11.8%増、2か月連続の増加)。

 首都圏マンションは5,437戸(同38.2%増)で、内訳は東京都3,538戸(同61.3%)、神奈川県533戸(同10.7%減)、埼玉県736戸(同3.1%減)、千葉県630戸(同84.2%増)。

(牧田 司記者 2012年11月30日)