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オークラヤ 逆転サヨナラ勝ち　松尾啓がサヨナラ打

　　
決勝打を放ったオークラヤ松尾啓（左）と同点打を放った斎藤

積水ハウス京葉 グラウンドの魔物に飲まれる

　オークラヤ住宅が逆転サヨナラ勝ち。エース小森が６回に１発を浴び、指のマメをつぶし降板したのを受けて登板した松尾がその後を抑え、７回の１死満塁の場面でサヨナラ打を放った。積水京葉はエース生田が本塁打を放ち、１−０で逃げ切るかに思えたが、最終回にまさかのサヨナラ負け。７回の無死３塁の好機をつぶしたのも結果的に響いた。

　積水京葉の生田に内野安打１本に抑えられ敗色濃厚のオークラヤは最終回、１死から４番加瀬が内野安打を放つと、続く斉藤が左中間を破る３塁打を放ち同点。ここで満塁策をとった積水京葉に対して８番の松尾啓がきれいに中堅前に運びサヨナラ勝ち。

　先発の小森は６回途中で指のマメをつぶし降板。代わって登板した松尾啓がその後を抑えた。

オークラヤ小森投手

　積水京葉はまさかの逆転サヨナラ負け。オークラヤの小森に抑えられていた打線は６回、この回先頭の３番生田が左翼超え本塁打を放ちのどから手が出るほど欲しかった１点を奪った。７回にはこの回先頭の９番棚橋が３塁打を放ったが、１〜３番が凡退し追加点を奪えなかったのが響いた。

○ 目黒捕手　牧田さん、どこに行ってんのよ。買っちゃったよ（記者は７回の積水京葉の攻撃が終わった段階で勝負ありと判断して、他の試合を見に行っている間に大逆転勝ちしたようだ）

○ 松尾啓　完璧

○ 小森　残念。最後まで投げたかった（来週まで治るのか？　試合後は恩師の倉持リスト監督からカーブの投げ方を教わっていた）

● 大多和　高校野球と一緒。グラウンドに魔物が住んでいたということ

● 佐藤　次、見ていてください（無死３塁の場面で。しかし自分の打席には回ってこなかった）（試合後は）僕は大学から DH 専門でほとんど守っていない（自らの拙守を悔いたが、そんな場面はなかったはず）

● 生田　打ったのは２球目。ストレート。僕？　大学のときは４番

　　　
積水京葉　生田投手と主砲の佐藤

決勝打となるはずだった本塁打を放った生田を迎える積水京葉ナイン