リスト完勝 佐藤−島津が1安打完封リレー 「そーだよ お前が親分だ」と言ったかどうか(左はリスト海藤、右が倉持監督)
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三井リハウス東京 次戦にらみ想定内の敗戦? リストが完勝。新人山中が先制の2点3塁打を放ち、代打の杉田がコールドとなる決勝弾を放った。佐藤−島津が1安打完封リレー。三井リハウスはこの日も元巨人の作田が仕事で欠場。いいところがなかった。 リストは初回、先頭の岩島、2番田中が連打し、続く山中が2点3塁打を放ち先制。その後も6番海藤の犠飛などで2点を奪いリードを広げた。2回には2つの敵失と四死球を絡めてさらに2点追加。5回にはコールドとなる本塁打を島津が放った。先発の佐藤は4回を投げ1安打に抑え、2番手の島津が1回を無安打に抑え完封リレーを完成させた。 三井リハウスは初回に3番東が左翼前安打を放った1本のみ。先発の大内は制球を欠き3回6失点。
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リハウス 席打安点 C 佐 藤3 3 0 0 E 引 地2 1 0 0 B 東 2 2 1 0 A 西 田2 0 0 0 @8大 内2 2 0 0 D 平 賀2 2 0 0 H 栗 野2 2 0 0 G1眞保榮22 0 0 F 安 西2 2 0 0 振球犠 3 3 0 1916 1 0 …………………… リスト 席打安点 G 岩 島3 2 1 0 C 田 中3 2 1 0 H 山 中3 2 1 2 B 杉 山3 3 0 0 DH 鈴木賢30 0 0 E 海 藤3 1 0 1 D 山 本3 3 0 1 A1島 津2 0 0 0 打 杉 田1 1 1 1 H 森 下2 2 0 0 9 鈴 木0 0 0 0 振球犠 1 8 1 2618 4 6 ………………… 投 手 回安振球責 大 内 3 4 0 6 5 眞保榮 1 1 1 2 1 ………………… 佐 藤 4 1 2 3 0 島 津 1 0 1 0 0 本塁打 杉田 3塁打 山中 |
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○倉持監督 そう、西武は鴨だった。防御率は1点台のはず(ロッテ時代、ことごとく倉持投手にやられた記憶しか西武ファンの記者にはない倉持が出てくると負けを覚悟した) ● 安西監督 次ぎの総合地所戦に勝てるよう頑張る(決勝T進出へのシナリオは試合前から決まっていたよう) 「俺は誰だ?」「課長様です」 エラーを安打に変える海藤の実力 「俺は誰だ」「海藤課長様です」(相手を威嚇するメガネでなく、日差しよけです=記者注) 面白いやり取りを聞いた。記者は他の試合からこの試合を見ようと向かったところだった。リストの海藤が2塁上でこぶしを突き上げ、ベンチに向かって叫んだ。「エラーじゃないぞ、2塁打、2塁打」と。すかさずベンチは「あれはエラー」とやり返した。 ここが絶妙だった。そこで海藤は「俺、誰だっけ? 」と威嚇した。ベンチは声を揃えて「課長様です」と叫んだ。海藤曰く「よし。さっきは何だ」ベンチ答える「ヒットです」 女性がつけていたスコアを覗いたらちゃんと2塁打になっていた。そのまま2塁打に記録しようと思ったら、その女性は「エラーだという噂があります」と教えてくれた。記者はためらわず「エラー」と記録した。 試合は6点リードした場面だからこそこのようなやり取りが出来たのだろうが、海藤とナインがよくまとまっていることを示すシーンだった。こういうチームが強くなる。 ◇ ◆ ◇ リストの主砲は杉山であり、核弾頭は岩島だ。しかし、ナインを引っ張るのは海藤だ。海藤は年齢を重ねるごとに上手さも加わっている。主力メンバーの通算打率と本塁打数は間違いなくトップだ。 RBAタイムズの「元気印」でも取り上げたことがあるが、本業でも頑張って部下を引っ張る。 |
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(牧田司記者 平成23年7月14日) |