三井ホームは12月22日、注文住宅の新商品「chou chou with ECO」（シュシュ ウィズ エコ）を来春１月５日から発売すると発表した。

　昨年４月に発売した女性目線にこだわった「 “ あったらいいな ” を叶える住まい」をコンセプトにした「chou chou( シュシュ) 」をベースに、さまざまなエコの提案をプラスした、家族にも環境にもうれしい暮らしを提案した住宅で、同社は同時に全注文住宅に環境設計を提案していく。

　高気密、高断熱のツーバイフォー工法を生かしたパッシブエコ、アクティブエコを取り入れながら、個別の敷地条件や顧客のライフスタイルにも対応し「最適解」を導き出すというのが特徴。

　パッシブECO設計では、敷地南側に落葉樹、北側に常緑樹を提案し、居室には２方向の窓を設置、北側の住戸内は吹き抜け空間を設けるなどしてマルチスペースも提案する。

　アクティブECO設計では、太陽光発電システム、太陽熱ソーラーシステム、エネファームを組み合わせ、クリーンなエネルギーを創出する。

　さらに、トータル空調システムの提案により、冷暖房、除湿、換気など１台で24時間365日、心地よい室内空間を保つ工夫も行なう。ECOの見える化も進める。

　販売エリアは、沖縄を除く全国で、陽光発電システム（3kW）、高効率太陽熱給湯システム（3�u）などを含むモデルプランの本体工事価格（消費税込み）は39,546,150円（坪単価695千円）、施工延べ床面積は188.00�u。躯体、設備仕様などで「chou chou( シュシュ) 」より約270万円高くなるという。

　来年の４月までに上尾モデルハウス（埼玉県上尾市）など3カ所でモデルハウスをオープンする。

　　　
マルチスペース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　常緑樹