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好調スタート 名鉄不動産「横濱山手テラス」


「横濱山手テラス」完成予想図

 

 本日(2月3日)、第1章の分譲が始まった名鉄不動産「横濱山手テラス」を見学した。

 物件は、JR根岸線山手駅から徒歩15分、または根岸駅からバス6分、横浜市中区池袋に位置する7階建て「壱番館」92戸と、7階建て「弐番館」142戸の合計234戸の規模。専有面積は66.85〜105.53u、1章90戸の価格は3,270万〜5,950万円(最多価格帯4,000万円台)、坪単価170万円。竣工予定は平成23年11月下旬。設計・施工は長谷工コーポレーション。販売代理は長谷工アーベスト。3日の13時半現在、優先分譲の1章90戸のうち8割強に申し込みが入っており、好調なスタートを切った。

 現地は、山手駅からだと徒歩15分で、坂を登ったり下りたりしなければならないが、根岸駅からだとフラットでバス6分。目の前にバス停がある。1902年に開業した「関門ホテル」の跡地で、昭和から平成にかけては公務員住宅となっていた跡地だ。

 南傾斜の敷地を生かした2棟構成で、中区に残されている歴史的建造物の赤レンガ、ガス灯、剣先フェンス、石壁などをモチーフにしてファサードにアクセントを施している。長谷工コーポレーションの「アイセルコ」もフル装備されている。

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 見学の行きは、山手駅から歩いたが、やはりやや距離がある。車はそれほど多くはないが、歳をとるとこのアクセスはきつい。タクシーだとワンメーターだそうだ。

 現地の販売担当者に聞いたら、やはり日常はバスで根岸駅を利用する来場者が多いという。バスの運行本数も1時間に14〜15本ぐらいあるそうだ。バス便のネックはほとんどないとみた。むしろ、バス便であるがために分譲単価も抑えられており、ユーザーには割安と映っているのだろう。

 モデルルームの設営も巧みで、とくに建具ドア・面材は白木の突き板かとまがうほどよくできていた。

 事前反響による優先分譲だけでこれだけ売れるのだから、2月5日からの一般公開に向けて好調なスタートを切ったといえる。

(牧田 司 記者 2011年2月3日)