RBA HOME> RBAタイムズHOME >2011年 > 感動もののママサポ′流会「シンフォニアフェスタ」 0歳児を持つファミリーを対象とした「子育てグッズの選び方セミナー&交流会」 |
有楽土地などが分譲している、「はたらくママ」をサポートする大規模マンション「グランシンフォニア戸田公園」(923戸)で5月28日、入居前の購入者が顔見知りになり、情報交換しあう交流会「シンフォニアフェスタ」がマンションパビリオンで行われた。記者も取材した。 この日行われたのは、「はたらくママ」をサポートするマンションの商品企画に賛同している「ママサポ・プロジェクト」企業による4つのイベント。 最初は、2歳児の子どもを持つファミリーが対象の「ファザーリングジャパン」による「パパの読み聞かせ&交流タイム」、2番目は0歳児の子どもを持つ夫婦を対象とした「アップリカ」による「子育てグッズの選び方セミナー&交流会」、3番目が幼稚園児・保育園児を持つファミリー対象の「森のクラフト&交流会」、4番目が自由参加の「タニタヘルスリンク」による「カラダマネジメントセミナー&交流会」。 ひとつのイベントは1時間から1時間30分で、交流会では各自が自己紹介し、入居してからやりたいことなどを話しあった。 同じようなイベントは29日にも行われる。主催者によると、土曜、日曜で約100組300人の申し込みがあるという。 ◇ ◆ ◇ この種のイベントはどこのデベロッパーもやっているはずだ。記者は、藤和不動産(現三菱地所レジデンス)が「東戸塚フォートンの国」(2006年竣工、888戸)でこの種のイベントを行い大盛況だったと聞いている。しかし、取材するのは初めてだった。報道陣に公開したのも今回が初めてではないだろうか。 取材するのにためらいもあった。どうしてこの歳になって子育ての話など聞かなければならないのかと。しかし、ひょっとすると、マンション購入者から様々なことが聞けるかもしれないと思い取材することにした。 最初に見学したのは「子育てグッズの選び方セミナー&交流会」だった。信じられない光景を目の当たりにした。夫婦、あるいはお母さん、お父さんが小さな子どもと一緒に主催者の話を熱心に聞き、自己紹介を行っていた。2番目の0歳児対象のイベントは、出産間近の人を含め会場に入りきれないほどの80人(子ども含む)が集まり、会場はむせ返った。 イベントを企画した有楽土地開発本部販売推進部長兼マーケティング室長・石井裕子さんは、「これまで入居案内会は行ってきたが、これほど盛大にやったことはない。お子さんの年齢別に企画したのがよかった」と語っていた。マンションは437戸を供給して、424戸が契約済みだ。
◇ ◆ ◇ 参加者に話を聞いた。すべてが30歳代の子育てファミリーだった。いくつか声を紹介しよう。 ・このマンションを見学してから戸田市内の10件のマンションを見学した。決め手は子育て環境 ◇ ◆ ◇ 信じられない光景を見て感動も覚えた。記者は、マンションでもっとも重要なのは建物の管理はもちろんだが、入居者同士のコミュニティの形成だと思っている。建物の管理などは管理会社に任せておけばそこそこはやる。しかし、どのようなマンションにするのかを決めるのは管理組合だし、マンションの価値を高めるのも組合の仕事で、価値を高めるのか、評価を下げるのかの鍵を握るのはコミュニティ形成が図れるかどうかだと考えている。 昨日は、旭化成ホームズのペット共生賃貸住宅の記者発表会で「ペットを介してでしかコミュニティ形成が図れないのはさびしい」と発言したが、「こどもを介してコミュニティ形成を図る」ことには大賛成だ。若い人たちが、子どもを通じて近所づきあいができるのはとてもいいことだ。 参加された購入者の方々には、入居後もこのような近所づきあいを継続して行ってほしい。楽しいマンション生活がおくれるかどうかは、皆さんにかかっている。 デベロッはーにはこの種のイベントをどんどん行い、報道陣にも公開することをお願いしたい。良好なコミュニティを形成するためにはデベロッパーの手助けも必要だ。 「グランシンフォニア戸田公園」 |
(牧田 司 記者 2011年5月28日) |