RBA HOME> RBAタイムズHOME >2011年 > 不動産協会 新理事長に木村惠司副理事長(三菱地所会長) 岩沙弘道理事長(三井不動産社長)は新設の「会長」に |
報道によると、不動産協会は4月21日、理事会を開き、新しい理事長に木村惠司副理事長(三菱地所会長)が就任する人事を内定した。岩沙弘道理事長(三井不動産社長)は新たに設置する会長に就任する。理事会では会長職の新設と、来年度からの一般社団法人に移行するための定款変更を決めた。4月26日の定時総会後に正式決定する。 ◇ ◆ ◇ 下記の通り、これまで不動産協会の理事長は高住協と統合した一時期を除き、設立当初から三井不動産の社長、会長が務めてきた。バブル崩壊後の2001年に高住協と合併した際は、不動協の理事長を務めていた田中・三井不動産社長がそのまま理事長となり、2年後に高住協の理事長だった高城・住友不動産会長が理事長に就任した。高城氏は 2 年で退任、高城氏の後任には岩沙弘道・三井不動産社長が就任して現在に至っている。 「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」には、この法律に基づいて理事、監事、会計監査人を置かなければならないことになっているが、「会長職」についての規定はない。同協会によると、新たに定款に設ける「会長職」は「本協会を代表し、その業務を総覧する」となり、「理事長」は従来通り「本協会を代表し、その業務を総理する」となる。つまり株式会社で言えば、「会長」は代表権のある「会長」ということになる。 ◇ ◆ ◇ 1963年 不動産協会(不動協)社団法人許可 理事長に江戸英雄・三井不動産社長就任 |
(牧田 司 記者 2011年4月22日) |