RBA HOME> RBAタイムズHOME >2011年 > 落ち込んだ記者を救ってくれた2羽のハト 交尾を激写 人目もはばからず交尾するハト |
すると、どうしたことか。2羽のハトがくっついたり離れたりしていた。喧嘩でもなさそうだ。そのうちに、公衆の面前でキスをしだした。「へぇー、たいしたもんだ」と思って見ていたら、人目をはばからずオス(メスとの区別はつかないがオスに間違いない)がメスの背中に飛び乗り、交尾を始めた。通行人に邪魔されたのか、オスはすぐに降りたが、再びメスに飛び乗った。ほんの数秒間だった。 交尾が成功したかどうかは分からないが、生まれて初めてハトの交尾を身近に見て、撮影にも成功した。落ち込んでいた記者を救ってくれた。ハトの交尾に気がついた人はほとんどなさそうで、真っ直ぐ前を見て歩いていた。記者のように落ち込んではいない人ばかりなのか、それともハトの交尾を見る余裕もない人かどっちだろうと、記者はまた考え込んでしまった。 ハトは平和の使者というではないか。福島原発まで飛んで、政府より早く「平和」「安全」の便りを運んできてくれないか。 |
(牧田 司 記者 2011年3月16日) |