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第22回RBA野球大会 水曜ブロック 決勝トーナメント1日目

どっちも勝て 記者の勝って予想

 

三井リハウス東京(65)−スウェーデンハウス(80)

 レーティング差は15点だが、リハウスは眞保榮投手の登場で俄然勢いが出てきた。予選では制球を乱す場面もあったが、炎天下の悪条件がこたえたためで、本来はコントロールのいい下手投げ。強打のスウェーデンがてこずる場面も想定したい。リハウスはスウェーデンのエース大関をどう攻略するか。連打は望めそうになく、機動力を生かしたい。

伊藤忠ハウジング(75)−ベンハウス(63)

 予選初戦で対決しており、ベンハウスが8−6で乱戦を制した。伊藤忠は雪辱を目指しており、激しい戦いになりそうだ。伊藤忠の先発は篠原か。左腕の吉田の出番もありそうだ。ベンハウスは伊藤忠だけでなく、昨年4強のちばリハウスも破っており勢いはナンバー一。エース白井は打撃でもトップ。伊藤忠の杉山との対決が楽しみだ。

リスト(87)−大和ハウス工業(64)

 リストの優勢は動かない。大和ハウスにとってはいかにも相手が悪い。ただ、リストもどちらかといえば相手なりに戦うチームだから、小技を利かして足元をすくいたい。リストの先発はエース藤井か、あるいはかつての大エース佐藤か。 

三井不動産販売リアルプランセンター(82)−住友不動産販売(82)

 レーティングが82点同士の対決となった。勝敗予想は全く分からない。どちらに勝利の女神が微笑んでも不思議でない。リアルプランはエース北地が好調。練習量も豊富だ。対する住友不販は、9月に甲子園組み2人の新加入がある。軟式にもなれているようで、打線のてこ入れを図る模様だ。

旭化成ホームズ(91)−ポラス(63)

 初出場で決勝トーナメント進出を果たしたポラスだが、どう分析しても旭化成を倒せる要素が見つからない。旭化成は相手なりに戦うようなチームではなく、ここも全力で勝ちに来るはずだ。不安があるとすれば、エース今野は今季ほとんど投げておらず、調整がどうかだ。国体出場チームに3本塁打を打たれたようだが、 これは参考外。平山の先発もありそうだ。今季は安定している。ポラスは負けてもともと、当たって砕けろだ。 現在、3発を放っている清水に期待。

長谷工アーベスト(55)−ちばリハウス(78)

 レーティング差は23点。数値の上ではちばリハウスが圧倒的優位に立っているが、数値ほどの差はなさそうだ。長谷工アーベストにも付け入るチャンスはありそうだ。ちばリの技巧派エース篠原をどう攻略するかだが、今季のちばリは打線がいま一つ。ちばリはここでしっかり勝ち、弾みをつけたいところだろう。

住友林業(86)−ミサワホーム東京 神奈川(66)

 かなりのレーティング差があるが、ミサワホームにも付け入る隙があると見た。かつてノーヒット・ノーランを2度も経験しているエース清水が完全復活したからだ。球にスピードがない分、上手さが加わった。住林打線を完全に抑える場面もありそうだ。ミサワは打線がやや弱いので互角以上とはいえないが、善戦するはずだ。住林の先発は難しい。新人の梶原か、あるいは西野か。エース稲田もそろそろ登板しないと、ドームのメドが立たないのでは。

東急リバブル(81)−積水ハウス(80)

 レーティング差はわずか1点。地力はリバブルだが、積水は新人の加入と積水ハウス千葉西からの大型トレード≠ェ成功。チーム力が一変している。リバブルプルの先発は近藤か、あるいは新人の桑折か。抑えは猪股。ここで勝って、勝利の方程式を確立したいところだろう。積水の先発は新人の竹内もあるが、ここは経験豊富で安定館のある中村純とみた。打撃ではもちろん千葉西から移籍したおにぎりくん≠アと佐藤に注目したい。試合巧者のリバブルがやや優勢と見たが…。

(牧田 司 記者9月13日)