菱重エステート佐々木が好投　接戦制す

菱重エステート佐々木が好投　接戦制す

住友不動産　中須に繋ぐ前に失点　最後まで響く

　菱重エステートが２－１で接戦を制した。成田が決勝２点３塁打を放ち、エース佐々木が１失点完投。住友は先発の島津が失点した後、中須が４回から登板、７回まで７三振を奪う快投を見せたが及ばなかった。

　菱重は３回、１死１、３塁から５番成田が左翼越え３塁打を放ち２点先制。４回以降７回までは全て３者凡退に切って取られたが、虎の子の２点をエース佐々木が守りきった。制球に難がある佐々木は１四死球のみだった。

　住友は惜敗。６回に４番中須が中堅越え本塁打を放ったが、焼け石に水。先発の島津は２回の２回の無死２、３塁のピンチをしのいだが、３回は中軸打線につかまった。許した安打はこの回の２安打のみだっただけに惜しまれる。

　　　　
左から住友　島津投手、本塁打を放った中須

○茂木監督　エース（中須）が出てくる前に２点取れてよかった

○佐々木　昨日７回投げているので、今日は変化球中心。ほとんどセットポジションで投げたのがよかった。週に２～３試合投げていますよ（貧打の住友に助けられた部分もあるが、この酷暑でも平気なのは怪物だ）

○ナイン　佐々木のチームですから

○山野　僕のファインプレー見たでしょう（記者は見ていないが、２回の２死２、３塁、３回の２死２塁の守備機会で左翼飛を無難にこなしている）

●釜坂主将　島津の先発は予定通り。２失点は想定内。それ以上取る予定だった（平元監督は欠場）

　　　　　　　　
先制のホームを踏んだ菱重竹村　　　　　　　　　　成田の適時打で生還した佐々木（捕手は木原）　

　　　　　　　　　　
左から菱重成田捕手、〝ラガーマン〟山野（山野は中須の快速球にも球を当てた）

住友不動産の女性応援団

（牧田司記者　平成22年8月2日）