仲介ライバル対決 消耗戦をリハウスが制す わずか3安打で9得点
(4回時間切れ)
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双方で6投手登板 4回まで22四死球の乱戦 レーティングでは20点も格下の三井リハウス東京が住友不動産販売に逆転勝ち。酷暑の影響から4回まで双方で22四死球の消耗戦になったが、2回に3投手から8四球を集中的に選び8点をもぎ取った。住友不販はエース伊藤も登板予定の矢嶋の欠場が痛かった。 住友不販は3投手で10個、リハウスも3投手で12個の四死球を乱発、4回まで合計22個の四死球が乱れ飛んだ。双方のナインは「打たれるより堪える」とヘトヘトだった。放った安打は双方で4安打のみ。 初回に3失点し、その裏、3者凡退に倒れいやなムードが漂ったリハウスは2回、無死から2者連続四球を選び、6番平賀が右翼前安打で1点、続く引地も犠打が安打となりチャンスを広げ暴投で同点に、さらに1番佐藤の内野安打で逆転。ここで先発中野に代わって登板した寺田から4連続四球を選び2点追加。住友はたまらず前田を送り込んだが、前田もストライクが入らず2者連続四球でこの回一挙8点を奪った。 |
住 友 席打安点 |
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前試合で好投した先発の眞保榮は制球が定まらず、初回に3ランを浴び、3回にも4四球を出し降板。2番手大内もいきなり四球で1失点。4回無死一塁から登板した3番手の藤田が2四球を出したが何とか抑えた。 住友不販は初回、2死1、3塁から5番鈴木が左翼越え3ランで先制。逆転された3回には連続押し出しで2点を返したがそれまで。放った安打は1安打のみだった。 中野、寺田、前田の3投手とも制球を欠いた。 ○安西監督 次は野村アーバン? 私は(野村)ブブゼラといわれる木内監督を知らないが、是非対決したいと思っていた ○平賀 木内さんとは飲んだことがあるが、(安西)監督とは全く異なるタイプの口達者(同感。試合以上に両監督の口撃戦が見もの。試合に集中できないほうが負けそうだ) ○小泉 僕はダイエットが目的だが、朝1.5キロ、晩に1.5キロ走っている。今日の試合は「ライバル対決 消耗戦をリハウスが制す」(すっかり評論家に) ○西田捕手 これぐらい(イソップ童話のお母さんカエルのように大きな円を描き)とリードしているが… ●古賀監督 (エースの)伊藤のありがたさがよく分かった。伊藤の欠場? 月末だから。今度は伊藤が来る ●前田 相手は僕との勝負を避けていたみたい(いえいえ、相手はど真ん中を投げようと思っていたはず) ●中野 どうもカーブが投げられないことが相手に知られたよう(いえいえ、ストライクが入らないことを知られた) |
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(牧田司記者 平成22年7月21日) |