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大京のコンパクトマンション
「ライオンズクオーレ東京八丁堀」が人気


「ライオンズクオーレ東京八丁堀」完成予想図


 大京のコンパクトマンション「ライオンズクオーレ東京八丁堀」が人気を集めそうだ。

 物件は、東京メトロ日比谷線八丁堀駅から徒歩2分、中央区入船1丁目に位置する10階建て全36戸。専有面積は約44〜71平方b、予定価格は3,900万円台〜6,300万円台(最多価格帯4,100万円台)、坪単価は280万円前後になる模様。竣工予定は6月25日。施工は大末建設。分譲開始は2月下旬。

 反響はすでに約800件にのぼっており、完全予約制の席は満席とか。来場者は単身女性ばかりでなく男性や、セカンドハウス用の富裕層もいるとかで、現地販売担当者は竣工完売に自信を見せていた。

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 この物件は、実は昨年2月に破たんしたニチモが開発、建設を進めていた物件だ。分譲開始する直前で破たんしたため販売中止、工事もストップしていた。大京が昨秋に取得、今回の分譲となった。

 大京は取得にあたり、基本性能、設備仕様などを再検査しており、「当社の物件として分譲できるかどうかきちんと精査した。人気の『ライオンズリビングラボ』は採用していませんが、当社の物件として分譲することに問題がないと判断した。設備仕様はほとんどもとのまま。施工の大末さんもきっちり養生をしていた」という。

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 記者は、担当者から話を聞き、二重の意味で嬉しかった。一つは、言うまでもなく大京の物件として人気を呼びそうなことだ。もう一つは、追加の設備仕様工事などをせずに、開発したニチモの商品企画そのものが大京にも認められたことだ。

 記者は、ニチモが破たんする直前の昨年1月23日に下記の記事をホームページに書いている。同社にエールを送る意味で書いたものだが、単価が300万円を突破しそうなことはやや気掛かりだったが、記事に嘘はない。

トップクラスのコンパクトマンション  ニチモ「ヴォアール八丁堀」 (平成21年1月23日)

(牧田 司 記者 2010年2月11日)