トーセイ「ヒルトップ横濱根岸」モデルルームオープン 「ヒルトップ横濱根岸」 |
トーセイの再生マンション「ヒルトップ横濱根岸」 のモデルルームが11月13日オープンしたので見学した。そのレベルの高さに驚いた。 物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン吉野町駅から徒歩19分、又はJR京浜東北線根岸駅からバス約15分、徒歩1分(横濱駅、桜木町駅からのバス便もあり)の全279戸(サウスコート60戸、セントラルコート187戸、パークサイドコート32戸)の規模(他 に管理人室1室、ゲストルーム1室、集会室1室、多目的室2室)。今回分譲される8階建てセントラルコート1期55戸の専有面積は76.24m2〜119.32m2、価格は2,290万〜3,990万円(最多価格帯2,700万円台)、坪単価は106万円。建物は1990年に竣工済み。施工は熊谷組。改修竣工予定は2011年1月末。媒介は三井不動産販売と三井リハウス湘南横浜。 現地は、バス便ながら、物件名の通り市内や横浜ベイエリアが一望できる丘の上に立地。素晴らしい眺望が広がる。マンションの目の前に、JRの社宅として利用されていた名残の「磯子フラット」のバス停があり公園にも隣接している。 改修工事は、共用部分ではオートロック、エントランス、ヒルズラウンジ・ヒルズガーデン、駐車場シャッター設置工事などで、専有部分ではリビングダイニング・洋室・和室(床壁)・キッチン(ガスコンロ・グリル)・トイレ(洗浄便座)、浴室(コーティング)など。 ◇ ◆ ◇ 竣工が平成2年だから設備は古いものもある。玄関ドアには郵便受けが付いているし、和室、トイレ、洗面などには段差がある。浴槽のまたぎも高い。サッシは1800ミリだ。もちろん直床だ。 しかし、プランが素晴らしいし、設備仕様レベルは高い。記者は社宅のレベルはよく分からないが、当時の民間分譲マンションと比べても遜色ないし、現在でも通用するプランだ。 外壁は全てタイル張りだし、最多価格帯の80平方b台の間口は6.3〜7.5メートルある。浴室は1418サイズだ。キッチンはほとんどがオープンカウンター。スロップシンクがついているタイプもある。洗面室もなかなか立派だ。浴室はタイル張りだ。 ◇ ◆ ◇ これが新築なら販売状況を予測することができるのだが、中古はよく分からない。バス便なのと単価はともかく居住面積が広いのでグロスがやや張るのがネックになりそうだが、販売を担当する三井リハウス湘南横浜は意欲的な販売態勢を敷いている。 もともと同社はリハウスグループで全国トップの成績を挙げている会社だが、販売センターの所長には同社のトップセールスウーマン≠ナ、現在は横浜店店長を務める成川智子さんが担当。 成川さんは、「279世帯のビッグコミュニティ。全てがゆったりしており、豊かな生活を目指す空間になっている。共用部分も充実している。この点をしっかりお客さまにアピールしたい」と語った。 13日、14日の土曜・日曜日で45組の来場者があった。 |
(牧田 司 記者 2010年11月17日) |