首都圏初 「免震」&「外断熱」マンション ナイス「アルシア大森」 「アルシア大森」完成予想図 |
ナイスが10月下旬に販売開始する首都圏初の「免震」と「外断熱」の両方を兼ね備えた「アルシア大森」を見学した。 物件は、JR京浜東北線大森駅から徒歩6分、又は京浜急行線大森海岸駅から徒歩3分、品川区南大井3丁目に位置する13階建て全36戸の規模。専有面積は42.69u(12戸)〜52.47u(12戸)、予定価格は3400万円台〜4900万円台(予定最多価格帯4300万円台)、坪単価は279万円。竣工予定は平成23年12月下旬。設計・監理はDAN総合設計。施工はピーエス三菱。 ◇ ◆ ◇ 記者は昨年、「強耐震」&「外断熱」の「アルシア千歳船橋」を見学しているが、「免震」&「外断熱」マンションは全国初ではないかと思い、同社に確認としたところ、仙台で2006年に「ナイスパークフィールド旭ヶ丘」を分譲しているとのことで、同社では2棟目ということだった。 同社は今から5年前、供給する全マンションに「強耐震」か「免震」を採用することにしており、他社との差別化を図ってきている。 外断熱マンションも免震マンションも珍しくはなくなったが、両方の機能を持ち合わせたマンションはおそらく同社しか供給していないはずだ。 今回の「大森」は、道路を隔てて大森海岸公園に面しているのも特徴の一つだ。単価はやや高いと感じられなくもないが、「免震」「外断熱」「公園に隣接」「駅近」などの特徴を考慮すれば妥当な単価だろう。 専有面積も最小で42平方b、最大で52平方bだから、グロス価格も抑制されている。 面白い設備として、オプションだが業界初という「マイクロバブル浴室洗浄機」が提案されていた。ノズルからバブル(泡)が噴出して自動的に洗浄してくれるもので、スポンジでこする必要がないものだった。 モデルルームをオープンしてまだ1週間だが95件の来場があるという。 |
(牧田 司 記者 2010年10月22日) |