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赤羽の一等地 野村不動産「プラウドシティ赤羽」


「プラウドシティ赤羽」完成予想図


 野村不動産が「プラウドシティ赤羽」のニュースリリースを出したこの日(10月14日)、タイミングよくモデルルームを見学することができた。

 物件は、JR赤羽駅から徒歩4分、東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道赤羽岩淵駅から徒歩8分、北区赤羽2丁目に位置する24階建て全285戸の規模。専有面積は58.92〜100.32u、予定最多価格帯は5,000万円台、予定坪単価は265万円、販売予定は11月上旬。引渡予定は平成23年12月中旬。設計・監理・施工は大林組。

 ダイエー赤羽店の建て替えと岩淵小学校の新築工事に伴う跡地開発プロジェクトで、プラウド初の「一括受電+太陽光発電」システムを導入した環境配慮型マンション。駅近で、周囲には商業施設や幼稚園、教会、図書館、公園、病院などのあらゆる生活施設が近接しているエリアだ。

 敷地が4方向道路に接しているという立地特性を生かし、遊歩道「サウスプロムナード」や四季折々の緑を感じることのができる「ガーデンテラス」を敷地内に設置する。「一括受電+太陽光発電」システムを導入することに伴い、「へらすエコ」「つくるエコ」「いかすエコ」も採用する。

 現在4,000件を超える反響を得ているという。

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 「赤羽」は、独身時代に住んでいたことがあり、朝方まで飲んではそのまま出勤ということもよくあった。どこに何があったかはよく知っている。このマンションが建つところは、商業地の外れであり、住宅地の入口でもある。いわば一等地だ。

 問題は単価だろうと思った。「池袋本町」の256万円よりは間違いなく高く、坪280万円ぐらいだろうかと読んだが、それより低くなりそうだ。敷地の南側一部に15階建てぐらいのマンションが建っているが、隣棟間隔は最大で約28メートルある。商業地立地だが、ランドプランに力を入れており、開放感もある。共用施設も充実している。

 モデルルームは2タイプあり、86uのタイプはオーダーメイドも採用して、グレード感を一層高めている。

 現在、4000件を越える反響があるというのは驚きだ。そのうち2割は埼玉方面からだという。販売担当者は「5年前にさかのぼっても、赤羽エリアにはファミリータイプの物件がなく、ものすごい反響」と語っており、こちらも早期完売は間違いなさそうだ。用地取得は「池袋本町」や近く分譲する「中野」などと同じ、どこも用地取得どころでなかったリーマンショックの直後だ。

   
ゲストスイート                      屋上スカイテラス

(牧田 司 記者 2010年10月14日)