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三菱地所・藤和不動産

「 MID OASIS TOWERS (ミッドオアシスタワーズ)」竣工


「アリオ橋本」から見た「MID OASIS TOWERS(ミッドオアシスタワーズ)」


 三菱地所と藤和不動産は9月14日、相模原市大山町で開発中のマンション「MID OASIS TOWERS(ミッドオアシスタワーズ)」の報道関係者向け建物竣工見学会を行った。

 同物件は、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域の指定地域にあり、12万uの広大な敷地に大型複合商業施設「アリオ橋本」(9月17日グランドオープン予定)、公益施設 ( 美術館を予定 ) 、公園、住宅街区からなる複合開発「橋本サウスエリア」内に立地。JR横浜線・JR相模原線・京王相模原線橋本駅から徒歩11分、総戸数705戸のタワー型マンション。免震構造を採用、充実した共用施設や豊か緑と共生したランドスケープが特徴。

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 この物件については、3度目の見学になる。前2回も記事にしているので参照していただきたいが、現在、未分譲の60戸を含め全705戸のうち契約済みは約450戸。約65uのコンパクト系の住戸90戸については完売しているという。この時期とすればまずまずの売れ行きだ。隣接する「アリオ橋本」も開業するし、周辺には競合物件もほとんどないことからコンスタントに売れていくのではないか。

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今回の見学で初めて知ったのは、敷地内に植えられた樹木にはバーコード付きの名札がつけられていることだ。携帯電話でバーコードを撮影し、「ケータイ 花の質問サイト」にアクセスすると樹木の特徴、分布、育て方などが分かるという。記者は、バーコードの扱い方を知らないので、同業の記者にやってもらった。すごいことができるものだ。

 何でもないことのようだが、このようなちょっとした工夫がユーザーの心を捉えるのだ。世田谷区などは樹木に名札をつける運動を行っていると聞いた。

 「木の名前と、鳥の名前と、虫の名前を覚えると、一歩歩くごとに人生3倍楽しくなる」−かつて東急不動産グループの石勝エクステリアの社長を務めていた涌井史郎氏 ( 現桐蔭横浜大学教授 ) に聞いた言葉だ。

  
敷地内に植えられた樹木と名札

「ミッド オアシス タワーズ」1期110戸 5月16日から分譲(2009/5/7)

(牧田 司 記者 2010年9月14日)