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 三井不動産レジデンシャル他

「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」

1期95戸の約9割に登録


「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」夜景


 三井不動産レジデンシャルは8月25日、同社(事業比率45%)のほか東京建物(同25%)、住友商事(同25%)、ケンコーポレーション(同5%)の4社JVマンション「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE 」のモデルルーム見学会を開いた。

 記者は、7月初めにも見学しているので、その記事を参照していただきたい。まずは、先に分譲した1期の販売結果から紹介しよう。

 1期92戸が販売されたのは月19日。専有面積は約47〜177平方b、価格は6,120万〜4億8,000万円(平均坪単価550万円)、最多価格帯6,400万円台・6,700万円台。92戸のうち最上階の2億円台から最高価格の4億8,000万円の7住戸を含め83戸に登録が入った。

 引き続き1期2次として3戸(1億9,900万〜3億500万円)が8月8日に分譲され、こちらもすべて登録済みだ。

 来場者(約700組)のプロフィールは、年齢は40歳代が約3割、30歳代と50歳代が各25%、60歳以上が約15%。家族数は2人が約5割、1人が約25%、3人が約2割。予算は1億円までが約4割、1億円〜1億5,000万円が約3割、1億5,000万円以上が約3割。職業は会社員、会社役員、企業経営者、医師など。

 モデルルームを見学した時点で、六本木にしては単価が割安でこれまでにないサービスが提供されるマンションだから売れるだろうとは思っていたが、やはりその通りだった。前回の記事では「単価は510万円」と書いたが、今回の分譲住戸は高層階住戸の比率が高いため550万円になったが、全体をならすと510万円ぐらいに落ち着きそうというのが現地販売担当者の声だった。

 駐車場は308台収容(うち分譲用が250台分)。平方b当たり管理費は約380円で、一般的なタワーマンションより1割ぐらい高いとのことだった。

 非分譲の182戸は4社が賃貸として募集するが、1坪当たり月額賃料は1.8万〜2万円になるという。

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 前回でも書いたが、記者は、オフィス・サキ代表・崎丈晴氏がデザインした177平方bのモデルルーム(価格4億8,000万円=坪895万円)のドアの把手や収納扉に採用されていた「スワロフスキー」なるガラスの装飾品を全然知らなかった。

 相当高いのだろうと思い、販売担当者や三井不動産レジデンシャルの女性広報担当者、見学していた女性記者などに聞いた。驚いたことにほとんど全ての女性は「スワロフスキー」を知っていた。ブローチなどの小物を持っているという記者もいた。

 4億8,000万円ものマンションに採用されている装飾品だ。聞いた女性みんなが富裕層とも思えなかったので、カミさんにも聞いた。「知ってるよ」と返ってきた。なるほど、スワロフスキーはそのようなものらしい。

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 このマンションの大きな特徴でもある、各界を代表するアーティストの各種サービスについてだが、来場者の中にはそれぞれのアーティストを知っている人もいたそうで、億ションを買える富裕層にとってはそれほど驚くこともないことなのかもしれない。

  
左から177平方メートルのモデルルームキッチン、リビング、ドレッシングルーム

     
ゲストスイート

「THE ROPPONGI TOKYO」1期は92戸 17日から(7/16)

坪510万円は安い 三井RD他「THE ROPPONGI TOKYO」(7/6)

(牧田 司 記者 2010年8月25日)