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花咲団地建替えマンション 人気必至

新日鉄都市開発・三菱地所「横濱紅葉坂レジデンス」


「横濱紅葉坂レジデンス」完成予想図

 

 GW期間中に約500件の来場者を集め人気必至の建て替えマンション、新日鉄都市開発(事業比率60%)・三菱地所(同40%)「横濱紅葉坂レジデンス」を見学した。

 物件は、JR根岸線桜木町駅から徒歩6分、横浜市西区花咲町4丁目に位置する敷地面積約11,000平方bの10〜11階建て3棟全368戸の規模。専有面積は約51?118平方b、価格は未定だが、坪単価は270万円の予定。竣工予定は 平成23年11月下旬。設計は日建ハウジングシステム、施工は戸田建設。販売代理は三菱地所リアルエステートサービス、伊藤忠ハウジング。

 同マンションは、UR都市機構(当時、日本住宅公団)が昭和33年に竣工した4階建て4棟全88戸の分譲マンション(51戸が分譲で、37戸をURが所有)の建て替え事業。従前の専有面積は約45平方b。

 平成18年8月、新日鉄都市開発・三菱地所・日建ハウジングシステム、戸田建設の4社企業グループが事業協力者として認定された。免震工法を採用したのが高い評価を得たとされる。平成21年4月、敷地隣接地の神奈川県所有の土地を取得、市の環境設計制度、一団地認定を得て建設されている。これらの認可により建物の高さが20メートルから30メートルに緩和されている。

 事業コンペに当選しただけあり、外観やランドスケープデザイン、基本性能のレベルの高いマンションだ。外観は赤レンガ調タイルやガラス、コンクリート打ち放しなどが印象的なもので、外周は遊歩道や庭をめぐらせている。壱番館は2戸1エレベータを採用。

 モデルルームは2タイプあり、90平方b以上の高額住戸の設備仕様が高い。建具・面材などは突き板のピアノ塗装で、大理石、御影石などの自然素材もふんだんに用いられている。

 物件の近くには、県立図書館、掃部山公園、伊勢山皇大神宮、本町小学校などの公園・文教施設があり、みなとみらいにも近い。単価も割安感があり、人気は必至だ。

  
マンションギャラリーの模型               モデルルーム

(牧田 司 記者 2010年5月24日)