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住友不販 3月期決算 取扱件数が過去最高 増収増益

 住友不動産販売は5月11日、平成22年3月期決算を発表。リテール部門を中心とした仲介取扱件数が過去最高を記録するなど増収増益を達成した。売上高は55,942百万円 (前期比10.7%増) 、営業利益は9,310百万円 (同43.1%増) 、経常利益は9,322百万円 (同 36.8%増) 、当期純利益は5,403百万円 (同 51.3%増) となった。

 主力の仲介部門では、リテール部門における既存店舗の充実を図り、件数重視の姿勢を徹底した結果、取扱件数は29,974件 (前期比7.7%増) と過去最高記録を更新。

 取扱単価の下落により取扱高は769,875百万円 (同 6.3%減 ) と減少したが、手数料率の改善により売上高は40,514百万円 (同 1.2%増) と増加。経費節減効果もあり、営業利益は9,884百万円 (同14.9%増 ) となった。

(牧田 司 記者 2010年5月11日)