東急リバブル 22年3月期決算 仲介件数伸び大幅増益 |
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東急リバブルは5月10日、平成22年3月期決算を発表。売上高は521億円(前期比4.0%減)と伸び悩んだものの、売買仲介部門の取引件数が大幅に伸びたことや経費を節減したことなどから営業利益は32億円(同93.0%増)、経常利益は33億円(同99.4%増)、当期純利益は17億円(同156.1%増)と大幅な増益となった。 セグメント別では、売買仲介の取扱高は5,481億円(前期比0.2%減)となったが、取扱件数が前年比で9.5%増加し、売上高は278億円(同1.0%増)、営業利益は34億円 (同 98.8%増 ) となった。 販売受託部門は、前年と比較して大型物件の引渡計上が減少したことから売上高37億円(同25.4%減)、 営業利益は2億円 (同1.8%増) 。 賃貸部門は空室率の上昇に伴いテナント募集費用などの営業原価が増加したため、営業利益は15億円(同17.3%減)となった。 次期の連結業績予想は、売上高575億円 (同10.2%増) 、営業利益38億円 (同18.5%増) 、経常利益38億円 (同14.5%増) 、当期純利益22億円(同26.1%増)を見込んでいる。 |
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(牧田 司 記者 2010年5月10日) |