三井不動産グループ「銀座トレシャス」 16日オープン 「銀座トレシャス」 |
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同施設は、東京メトロ銀座線銀座駅から徒歩4分の中央区銀座二丁目、銀座通りに面した地下2階地上12階建て延べ床面積約7,000平方b。東京初出店の飛騨牛専門店「飛騨牛一頭家 銀座 馬喰一代」のほか、商業施設では珍しい出産可能な産院、「銀座 越後屋」「ル・キヤ 銀座店」「MIU MIU GINZA」「アロマフレスカ銀座」など18店舗が出店。20歳代から30歳代の高感度な女性の感性を満たす施設とする。 ◇ ◆ ◇ 同施設の周辺には、対面に松屋デパートがあるほかダンヒル、ティファニー、ブルガリ、カルチェなどが軒を連ねる一等地だ。しかし、これらのブランドにはライター以外は無縁の記者にはその価値がさっぱりわからない。店舗も分かったのは寿司屋の「鮨処 銀座福助 本店」ぐらい。早々に退散した。 「越後屋」は、ひょっとしたらわが故郷・伊勢から江戸に出て「越後屋」を興こした三井家のことかと思ったが、どうもそうではないようだ。ニュースリリースには、越後屋は「初代 永井長助が雪深い越後から江戸へ丁稚奉公に上がり、藍染屋を始めたのが宝暦5年(1755年)」とあった。 三井家の家祖・三井高利が「越後屋」を開業したのは延宝元年 (1673年)だから、永井長助が店を開いたのはそれから82年が経過している。おそらく「越後屋」で丁稚奉公をしっかり務め、のれん分けされたのではないだろうかと勝手に解釈した。 ちなみに「越後屋」は、三井家はもともと越後守を名乗っており、松阪で酒屋を始めたのも「越後殿の酒屋」と呼ばれていたことによる。新潟・越後とはどのような関係にあるのか知らない。 |
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(牧田 司 記者 2010年4月16日) |