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「六本木一丁目南地区」再開発着工

 三井不動産レジデンシャルがマンション分譲へ


「六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 

 六本木一丁目南地区市街地再開発組合は3月25日、「六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業」の新築工事の起工式を同日行ったと発表した。

 同再開発事業の施行区域(約0.4ヘクタール)は、各国大使館やホテルオークラなどが建ち並ぶ、通称「尾根道」の南端、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅から徒歩3分の丘上に位置。都心部における草創期の分譲マンション「麻布ハウス(昭和43年竣工)」の建て替えと、隣接する中低層建築物の再開発を一体化するもの。

 建物は、地下2階、地上27階建て延床面積約33,000平方b。容積対象面積は約22,000平方b。住宅269戸と生活利便施設(1区画)となる。住宅部分の設計(専有面積55平方b未満の住戸を除く208戸)は都内の超高層マンションとしては初の「長期優良住宅」の認定を受けている。清水建設が施工し、三井不動産レジデンシャルが参加組合員として取得住宅を分譲する。

 同事業は平成15年4月に「六一A5まちづくり協議会」が発足、同18年1月に都市計画決定告示、同19年5月に六本木一丁目南地区市街地再開発組合設立認可。建築工事完了(予定)は同24年12月。

(牧田 司 記者 2010年3月25日)