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グローベルス「北戸田」幸先よいスタート

3連休に多数来場


「グローベル ザ・スクエア 北戸田」完成予想図


 グローベルスの新春分譲第一弾「グローベル ザ・スクエア 北戸田」が幸先のいいスタートを切った。1月9日からの3連休にプロジェクト発表会を行ったが、連日17〜18組の来場者を集めた。販売担当者は「このエリアでは1年ぶりの分譲。待ち望んでいらっしゃる方が多い。市内のモデル校の芦原小学校へ4分、隣りが幼稚園というのも人気の要因」と早期完売に自信を見せていた。

 物件は、JR埼京線北戸田駅から徒歩9分の戸田都市計画事業新曽第一土地区画整理事業地区内に位置する8階建て全38戸の規模。専有面積は約58 〜80平方b、価格は未定だが、坪単価は約170万円になる模様だ。竣工・入居予定は平成22年9月中旬。

 販売担当者から聞いて記者は初めて知ったのだが、芦原小学校は市内ではよく知られた学校のようだ。数年前にマンション見学のときにも見たが、外観デザインはとても小学校に見えない斬新なものだ。平成17年の「彩の国 景観賞」を受賞している。環境に配慮した維持管理を行っており、オープンスクールなどのユニークな教育も実践しているという。

 区画整理はまだ進行途中で、周囲は駐車場など空き地が目立つが、5年、10年後は立派な街になりそうだ。そんな環境が支持されているのだろう。

 単価もリーズナブルなものだ。記者は昨年、このエリアで人気になった扶桑レクセルの「グローベルス北戸田」を取材しているが、当時の単価は180万円だった。ユーザーからは安い≠ニいう評価を得ていた。今回のグローベルスの物件はそれより10万円安い。70平方bで200万円以上も安くなる。住宅取得支援策などを加味すると割安感はさらに増す。

 この物件が苦戦するようだと、同社のみならず中堅デベロッパーは今年も明るい展望は望めないだろう。

グローベルス 1月から新規マンション3物件販売開始(1/7)

(牧田 司 記者 2010年1月12日)