東建不販のエース佐林繁氏 販売企画部長に就任
東京建物不動産販売のエース佐林繁氏(42)が同社住宅営業本部販売企画部長に7月1日付で就任する。常務取締役住宅営業本部長・横山裕氏が兼務している同職を引き継ぐ。販売企画部は東京建物や他社物件の販売を受託する際に販売戦略を練ったり顧客のデータ管理、販売予算などを組んだりする部署で、スタッフ数は約25人。 佐林氏は平成20年、東京建物から東建不販に出向。東建時代には同社のマンションブランド「ブリリア」立ち上げに中心的な役割を果たしている。 ◇ ◆ ◇ 佐林氏は慶大卒。大学時代に軟式野球のサークルに入っており、学内の大会で準優勝したこともある。東建時代にはRBAを代表する好投手として活躍した。入社した当初はいつも拙守で惜敗したが、強豪チームと互角に闘った。当時は細身の長身でハンサムだったので、記者は悲劇のヒーロー≠ニ呼んでいた。 それでも平成5年の第5回大会には、同社の高橋浩氏とバッテリーを組み5勝2敗でチームの4強入りに貢献した。高橋氏は、桐蔭学院−慶大時代に志村亮氏(三井不動産)とバッテリーを組んでいた。 ◇ ◆ ◇ 佐林氏は、先週の水曜ブロック開幕戦の積水ハウス千葉西との試合でも先発。敗れはしたものの往年の力をほうふつさせる力投を見せ、6年間勝利から見放されているチームに明るい展望をもたらした。部長昇格の美酒は、チームの7年ぶりの勝利とともに味わってほしい。勝利したら記者も祝勝会に呼んで欲しい。 |
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(牧田 司記者 平成21年6月29日) |