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初陣オープンハウス まさかの予選敗退 三菱UFJ不動産販売が接戦をものにした。増子投手が1安打1失点完投。初陣オープンハウスは総勢45人の大応援に闘志が空回り。まさかの2連敗で予選敗退が決まった。 三菱UFJはエース石本が仕事で欠場。代わって登板した増子が素晴らしい投球を披露した。6回を1安打8奪三振の力投。自らも貴重な2点目を奪う適時打を放った。 打線は5安打のうち4安打を3回に集中させ、2点を奪った。2番水野、3番日野の連続2塁打で1点を挙げ、さらに5番増子が適時打を放ち1点追加した。 オープンハウスは大声援に舞い上がったのか、力みすぎで強振があだとなった。4回、1死から2番梅田がチーム初安打となる内野安打を放ち、盗塁と捕手の悪送球で3進、次打者の内野ゴロで1点を挙げたまではよかったが、5回の逸機が何とも悔やまれる。 オープンハウス北原投手 荒井社長兼投手 |
オープン 席打安点 |
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この回、四球と敵失で無死1、2塁の好機を作りさらに重盗を決め無死2、3塁とチャンスを広げたが、7番平賀が3塁ファウルフライ、続く8番仲條は四球を選び1死満塁。9番代打の角山は強振して三振、1番木元も外野飛球をあげ万事休す。 最終回にも先頭打者の梅田が四球で出塁しながら、後続が凡退した。 5回の場面では、打者は強振せず、ピッチャー返しの打撃を心がければ結果は異なっていたはずだし、6回の攻撃では、4回と同じ攻撃をすればまた結果はどうなっていたか分からない。 ○萩原監督代行 相手の声援? そりゃプレッシャーになりますよ。それにしても増子がよく投げた。うちのエース ○増子 石本がいないんで必死 三菱UFJ増子投手(左)と萩原監督代行 「練習試合したい こちらにご連絡を 080-6813-5683」 佐藤監督 ●佐藤監督 勝てない。何でしょうかね。練習不足。もっと試合をやりたい。どこのチームでもいいですから、練習試合をしたい。ぜひ 080-6813-5683 まで連絡ください。 オープンハウス荒井社長 投打に手本示す 43歳荒井社長は4番DHで出場。2回、相手野手の正面をつきアウトになったが、痛烈な左翼ライナーを放った。大声援に力むところだが、シュアなバッティングが光った。 5回には自ら登板。いきなり味方の失策で走者を出し、次打者の内野ゴロで2塁に走者を置くピンチを迎えたが、牽制で走者を刺し、次打者も平凡なゴロに討ち取って三者凡退。さすが高校球児の実力を見せ付けた。小気味いいピッチングは見事だった。 打つのも投げるのも、同チームの選手は見習うべきだろう。野球は力だけではなく技も必要だ。 リバブル大槻監督が偵察 恐るべし野球眼 勝ったほうと次戦で決勝Tの座をかけて戦う東急リバブル大槻監督が偵察に現れた。監督は2イニングぐらいネット裏で試合を観戦。去り際に記者にボソッとつぶやいた。「牧田さんはオープンハウスが勝つと思っているでしょうが、三菱UFJが勝つかもしれませんよ。理由? それはいえない」 試合は大槻監督の予想通りとなった。記者のレーティングはオープンハウスが75、三菱UFJは70(三菱UFJはエース石本が投げなかったが…)。大槻監督は双方の強み、弱みをたった2イニング見ただけで把握したようだ。その野球眼、恐るべし。城西大時代に監督の右腕として活躍しただけのことはある。何を見ているのか、記者にはさっぱり分からなかった。 オープンハウス佐藤監督は、チームを強くしようと思ったら、三顧の礼(相手は格上だから百顧の礼か)を尽くして練習試合を申し込むべきと思うがどうだろうか。もちろん経費はオープンハウス持ちだ。強くなろうと考えるなら、レベルの高いチームと戦わないとダメということぐらいは記者にも分かる。 |
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(牧田 司記者 平成21年7月9日) |