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タイセイ・ハウジー 優勝候補の一角に浮上 

元横浜ベイスターズ千葉投手が入団=I

 横浜高校涌井の2番手だった千葉投手も投げる!


山ア氏(右)と高柳氏

 

 大スクープ!とはいっても、競合紙はないのだが、ビッグニュースだ。タイセイ・ハウジーに元横浜ベイスターズ投手、千葉英貴氏(ちば ひでき、1983年10月生まれ)が入社、RBAで投げることが分かった。同社の野球部部長で取締役管理本部長兼社長室長の山ア哲氏が明らかにした。さらに、横浜高校時代の涌井投手(現西武ライオンズ)の2番手投手だった千葉政秀選手も入社しており、W千葉≠ナ「RBAと健保大会は勝ちに行く」と山ア氏は必勝の構えだ。

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 ウィキペディアによると、千葉投手は日大三高時代、甲子園の優勝投手になっており「横浜ベイスターズに所属した元プロ野球選手(投手)。192cmの長身でサイドスローからの速球とスライダーが持ち味」「1年目の 2002年9月7日の対阪神戦で初登板」「「2005年シーズン終了後に戦力外通告を受け、退団」とある。三振より四死球のほうが多かったとも書いてある。

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  「ご無沙汰です。うちは無印でしたね」と山ア氏は切り出した。当たり前だ。 28 日に行われたRBA抽選会で同社の代表として参加した総務部人事課主任・高柳邦夫氏は「渋谷区の大会でも敗れた。4部に降格です」と語っている。渋谷区の4部に降格したチームがRBAで勝てるわけがない。

 しかし、山アは「渋谷区の大会は、いろいろ試したかったから」「RBAは勝ちに行く」と強気な発言をした。(記者は、同社が昨年、ふがいない戦いをしたので、好投手・佐藤が制球力をつければ勝てるということを伝えようと思って取材に出かけた)

 「佐藤? 彼は2番手かな。調子はいいですよ」「えっ、佐藤投手よりいい投手がいるんですか」「身長192センチ。横手投げ」「えっ、そんなに大きい」「安田不動産の投手ってそんなにいいの」「そりゃそうでしょう。まず打てないと思いますよ」「いい勝負すると思いますよ」「ところで、ケンコーポの小笠原って、そんなにいい投手」「もちろん、昨年より成長していますから、打てないと思いますよ」…

 禅問答のような会話が続き、こりゃダメだ。今年もこのチームに期待はできそうもない。帰ろうか≠ニ思っていたそのときだった。山ア氏が突然「元プロ」「横浜ベイスターズの投手」「千葉」「身長 192 センチの横手投げ」「日大三高時代のケンコーポ小笠原投手の2つ上」などとしゃべりだした。おまけに涌井投手の2番手で活躍した千葉投手のことまで話した。( 山ア氏も曲者。記者から他チームの情報を引き出そうとし、じらしにじらしたうえで喋った)

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 日曜ブロックBグループは○印に旭化成リフォーム、安田不動産、ポラスをつけたが、W千葉の2枚にエース佐藤がいるタイセイ・ハウジーのほうがはるかに強いとみた。印は修正して○印に加える。あとのチームは組み合わせにもよるが、出る幕はない。安田不動産−タイセイ・ハウジーの試合は優勝戦線を占う戦いになるかもしれない。

 三振より四死球のほうが多いRBAの投手は少なくないが、レベルが違う。千葉投手は間違いなく他のバッターをなで斬りするはずだ。かつての三井不動産・志村投手がそうだったように、まず打てない。

 横浜高校卒の千葉投手は「ヒジを痛めており、大会に間に合うか」(山ア)分からないが、タイセイ・ハウジーはダークホースどころか、優勝候補の一角に踊り出た。

 レーティングも修正する。タイセイ・ハウジーはケンコーポと同じ「85」の力があるとみた。

                           (牧田 司記者 6月1日)