RBA HOME> RBAタイムズHOME >2009年 >


タカラレーベン 好調リニューアルマンション

「ル・アール蘇我」は4日間で120組超


「ル・アール蘇我プレミアムヒルズ」

 

 「すごい人が集っている」とタカラレーベン島田和一副社長も驚く、同社7棟目のリニューアルマンション「ル・アール蘇我プレミアムヒルズ」を見学した。

 物件は、 JR 京葉線・内房線・外房線蘇我駅から徒歩13分、千葉市中央区鵜の森町に建つ地下2階地上8階建て全152戸の規模。2棟構成で南側の住棟(81戸)の専有面積は90平方bで、全体平均で87平方bある。1期の予定価格は1,200万円台〜1,800万円台(専有面積約77〜82平方b)。坪単価は全体で70〜75万円の予定だ。

 建物はJFEグループの社宅として平成5年に完成済みで、同社がサッシ以外のクロス、床、水回り、トイレ、ドアなどの内装をほとんど新築並みにリフォームして分譲するもの。設計は日建ハウジングシステム、施工は熊谷組・大林組共同企業体。社宅は売却するというJFEの方針により同社が取得した。1期リニューアル工事の完成予定は平成21年9月下旬。

 地元に約5万枚のチラシ広告を打っただけで、5月16・17日、23・24日の土日2週間で来場者は120〜130組で、あの社宅が安く分譲される≠ニいう口コミによるJFEの関係者も40組以上あるという。

 物件の販売責任者、同社営業部販売推進G1課課長・小林由和氏は物件の特徴、集客状況などについて次のように語った。

 「私は、5年前に分譲したリニューアルの第一弾『西新井』や、早期完売した『久地』などを担当しましたが、このマンションはレベルが高いと思います。社内でも総工費は60億円ぐらいだろうと語っているほどです。贅沢で堅牢な建物。来場されたお客さまの評価も高いし、ほとんど広告していない段階でこの数はすごい」

 贅沢な造りということは、設計が日建ハウジングで、住戸間のお見合い≠防ぐよう2棟構成でエレベータ6基を設置、スキップフロアにしていることでも分かる。外構の擁壁もコンクリでなく、自然石が用いられている。敷地南側は提供公園だ。

 社宅として利用されていたときは、主に管理職クラスが住んでいたといわれている。

 小林氏は「『西新井』を担当したときはリニューアルってどうかな≠ニ思いましたが、今は背伸びしないで買う≠ニいう時代にマッチした企画だと思います。内装も当初の頃と比べてグレードアップし、設備仕様などで追加のオーダーが出ないようにしています」と語った。南側住棟のリニューアル工事が完了する来年3月末までの完売を目指す。

(牧田 司 記者 5月25日)