酷暑の乱打戦 菱重エステートが延長戦制す 茂木が3安打猛打賞 11年ぶり決勝Tへ
(延長サドンデス)
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鹿島建設 序盤のリード守れず 折からの暑さと湿度の高さから双方の選手がドロまみれになり乱戦を展開したが、菱重エステートが延長戦を制し 11 年ぶりに決勝T進出を決めた。9四死球を乱発した菱重佐々木投手が勝ち投手となり、9安打を浴びた鹿島岩本投手は7回4失点。 1点を追う菱重は6回、7番竹村が2ランを放ち逆転。7回にも併殺崩れの間に1点を追加。このまま逃げ切るかに思えたが、その裏に同点に追いつかれ延長サドンデスに。 延長では3番の主砲茂木がこの日4本目となる安打を右翼前に運びまず2点。さらに押し出しで1点を追加して、その裏の反撃を2点に抑え逃げ切った。茂木が3安打猛打賞の活躍。しかし、7回まで9安打を放ちながら大量点を奪えなかった攻撃には課題が残った。 佐々木投手は9四死球を出したが、許した安打は3本で自責点2の好投。 鹿島は試合を優勢に進めたが、あと一本がでず惜敗。主軸が無安打に抑えられたのが痛かった。最終回、代打の圓城が本塁打し、なおも敵失から同点に追いついたが、それまで。 岩本投手は、9安打を浴びながら7回5失点に抑えた。延長では圓城が投げ3失点。 菱重エステート佐々木投手 |
菱重エ 打安点 |
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○茂木監督 猛打賞? まだまだ、会心の当たりじゃない(延長を含めると4安打と大活躍) ○ナイン&茂木 (ナイン)あいつ、ソフトと間違っているんじゃないの? 全然リードしない。(茂木)しょうがない、あいつはラグビーの選手だから(あいつとは山野選手で、1塁走者として出塁した場面で。茂木監督はそんな山野選手をかばった) ○ 山野 どうしたら球に当てられるの?(記者が聞かれたので、強振しないで投手に返すよう勧めたら左翼まで打球が飛び納得した様子。走りだすと加速がつき、さすがラグビーの選手) ○佐々木投手 最終回は抑えて投げようと思ったらストライクが入らなくなった。開き直って投げたのがよかった ●矢島監督 みんな先週、他の大会でダブルヘッダーを戦っている。疲れているようだ ●酒井 ちょっと最近調子がよくないので…(4打数ノーヒットに終わり) |
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(牧田司記者 平成20年7月27日) |