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三井不動産 4回2死から3発含む一挙9点

山上投手は12安打浴びながら完投  3号も放つ


ホームランを放った工藤(背番号12)を迎える三井不動産ナイン

1
2
3
4
 
合 計
菱重エステート

三井不動産

X

10

 

菱重エステート あと1歩及ばず 

 双方3本ずつ6本の本塁打が乱れ飛んだ乱打戦を三井不動産が制した。山上が通算3号を放ち、本塁打王争いトップに立った。菱重エステートも追いすがったが一歩及ばず。

 4点差を追う三井不動産は5回、2死1、2塁から1番山上が左翼越え本塁打して1点差と迫り、続く清水も本塁打してたちまち同点。勢いに乗る三井はここで代わった2番手成田から小山、二村、服だが3連続長短打を放ち逆転。なおも敵失と7番工藤の2ランでこの回一挙9点を挙げた。

 放った9安打のうち7安打をこの回に集中させた。

 山上投手は、12安打3発を浴びながらも完投。打っては、前試合の2発に続き3号を放ち、本塁打王争いでトップに立った。

 菱重エステートにとっては悪夢の一戦。3回、2番タカナシの左翼越え本塁打1点先制。4回には、この回先頭の7番飯野、8番山野の連続2塁打と9番成田の2ランでこの回3点をもぎ取り、5回にも5番佐々木の適時打で1点追加しリードを広げたが、その直後に逆転された。

 6回には3番茂木と佐々木の2塁打などで3点を返し、最終回にも飯野の本塁打で1点差と迫ったが、反撃もここまで。

 先発の佐々木は4回2死から打たれた。代わった成田も三井の勢いを止められなかった。

  
三井不動産山上投手

 


菱重   打安点
B 冨 永3 1 0
3  石 垣2 0 0
C 小 林1 0 0
4  高 梨3 1 1
G 茂 木3 1 1
E 鈴 木4 2 0
@2佐々木4 3 3
D 藤 井4 0 0
F 飯 野4 2 1
H 山 野4 1 1
A1成 田3 1 2
振球犠  ………
3 2 0  25 12 9
……………………
三井不  打安点
@ 山 上4 1 3
F 清 水4 2 1
G 小 山3 2 1
B 二 村3 1 1
E 福 田3 1 1
D 今 田2 0 0
A 工 藤3 2 2
C 竹 澤3 0 0
H 村 原2 0 0
打9杉 本1 0 0
振球犠  ………
5 1 0  28 9 9
……………………
投 手回安振球責
佐々木4.25 3 1 4
成 田 1.14 2 0 4
……………………
山 上 7 12 3 2 9
本塁打 高梨 成田
飯野 山上 清水 工
藤 2塁打 鈴木 飯
野 山野 佐々木 茂
木 小山 二村    


○工藤監督 山上がよく投げた。守備でもっと頑張らないと。今年はチーム打率トップを狙う(本人は3打数2安打1本塁打と好調。通算で7打数5安打。首位打者が狙える位置に。昨年の不振がうそのよう)

○山上 本塁打王? 防御率はどうですかね(2試合13回投げて11失点。防御率は7.61。ベスト10入りも絶望的か)

●茂木監督 うーん、売上高、資本の差かな(勝てば第9回大会以来11年ぶりのシーズン3勝以上となるはずだっただけに悔しそう)

  
ホームランを放った高梨選手を迎える菱重エステートベンチ

      
菱重エステート佐々木投手(左)と飯野選手

 

(牧田司記者 平成20年7月13日)

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