三井不動産 4回2死から3発含む一挙9点 山上投手は12安打浴びながら完投 3号も放つ
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菱重エステート あと1歩及ばず 双方3本ずつ6本の本塁打が乱れ飛んだ乱打戦を三井不動産が制した。山上が通算3号を放ち、本塁打王争いトップに立った。菱重エステートも追いすがったが一歩及ばず。 4点差を追う三井不動産は5回、2死1、2塁から1番山上が左翼越え本塁打して1点差と迫り、続く清水も本塁打してたちまち同点。勢いに乗る三井はここで代わった2番手成田から小山、二村、服だが3連続長短打を放ち逆転。なおも敵失と7番工藤の2ランでこの回一挙9点を挙げた。 放った9安打のうち7安打をこの回に集中させた。 山上投手は、12安打3発を浴びながらも完投。打っては、前試合の2発に続き3号を放ち、本塁打王争いでトップに立った。 菱重エステートにとっては悪夢の一戦。3回、2番タカナシの左翼越え本塁打1点先制。4回には、この回先頭の7番飯野、8番山野の連続2塁打と9番成田の2ランでこの回3点をもぎ取り、5回にも5番佐々木の適時打で1点追加しリードを広げたが、その直後に逆転された。 6回には3番茂木と佐々木の2塁打などで3点を返し、最終回にも飯野の本塁打で1点差と迫ったが、反撃もここまで。 先発の佐々木は4回2死から打たれた。代わった成田も三井の勢いを止められなかった。
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○工藤監督 山上がよく投げた。守備でもっと頑張らないと。今年はチーム打率トップを狙う(本人は3打数2安打1本塁打と好調。通算で7打数5安打。首位打者が狙える位置に。昨年の不振がうそのよう) ○山上 本塁打王? 防御率はどうですかね(2試合13回投げて11失点。防御率は7.61。ベスト10入りも絶望的か) ●茂木監督 うーん、売上高、資本の差かな(勝てば第9回大会以来11年ぶりのシーズン3勝以上となるはずだっただけに悔しそう) |
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(牧田司記者 平成20年7月13日) |