東急リバブルが快勝 岡住が先制特大本塁打 三菱地所リアル 猪股から一矢報いる1点 本塁打を放った岡住(左端)を迎えるリバブルナイン
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東急リバブルが快勝。主砲岡住が先制本塁打を放ち、遠藤−猪股とつないだ。三菱地所リアルエステートサービスは最終回に一矢報いるのがやっと。 リバブルは2回、この回先頭の4番岡住が左翼超え本塁打で先制。3回には3番猪股の犠飛と敵失で2点追加。4回には2番遠藤の適時打で1点、5回にも敵失で1点を加え三菱地所リアルを突き放した。 先発の遠藤は4回を2安打に封じ、エース猪股が2回を1失点に抑えた。 三菱地所リアルは最終回、4番遠藤の適時打で1点還したのみ。先発の西田、2番手の落合とも打たれた。 ○大槻監督 うーん、とにかく一つ勝ててよかった。チームは尻上がりによくなっている。猪股? 彼に聞いてやってよ ○猪股 肩? 何となく大丈夫。先発より抑えのほうがらくでいい ○遠藤 調子はいい。大丈夫 ●榊監督 いいでしょ。去年コールド負けしているんですよ。野球になってきた(善戦に満足そう)
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リバブル 打安点 |
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岡住が全盛時をほうふつさせる弾丸ライナー かつての(今でも?)RBA看板打者の三菱地所ホーム鈴木監督(左)とリバブル岡住選手 リバブルの不惑≠フ主砲岡住が全盛時の打棒をほうふつとさせる弾丸ライナーの本塁打を左翼線に放ち、前試合で2三振を喫した鬱憤を晴らした。「ドンピシャリの当たり」と本人も会心の笑み。 3打席目では四球で出塁するとすかさず2盗、次打者山田の進塁打で3進、暴投で難なくホームインするなどチームを引っ張った。 主砲の一発がチームに勢いをつけた一戦だった。 三菱地所リアル 29 (肉)″蜉ト督 ニクい采配実らず 三菱地所リアル渕辺主将(左)と榊監督 体型が肉そのものから背番号を「 29 」にしている体重 100 `の三菱地所リアルの榊監督が、油断もすきもないニク≠「采配を揮った。 リバブルの5回の攻撃。先頭打者は岡住。榊監督は捕手に向って大きな声で「外で勝負しろ。内は危ない。変化球で行け」 ここからが面白い。三菱地所リアルバッテリーは、外角はみせ球にとことん内角攻めを行った。岡住は相手の攻めを読みきったのか、平然と見送り四球を選んだ。そしてダメ押しのホームを自ら踏んだ。 榊監督は裏をかこうとわざと相手に聞こえるように大声を出し、岡住はその裏を読んだ。仮に榊監督の声どおりバッテリーは外ばかりを攻めたら岡住はどう対応しただろう。野球は、ばかしあいのゲームだ。 |
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(牧田司記者 平成20年4月25日) |