トーシンパートナーズ５回コールド勝ち
本職は捕手の槇峠投手 ３回ＫＯ「投げにくかった」
２ランを放ちナインに迎えられる第三野球・松永選手（背番号53）
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |||
| 第三野球部 | ０ | ０ | ５ | ０ | ０ | ５ | ||||
| トーシンパートナーズ | ２ | ６ | ０ | ６ | Ｘ | 14 |
初陣第三野球部“明るく・元気に”５点もぎ取る
優勝を狙える強豪トーシンパートナーズが５回まで14点を挙げ、初出場の第三野球部に力の差をまざまざと見せつけた。第三野球部は完敗したが、３回に松永の２ランを含む６本の安打を放ち５点を挙げ、トーシン槙峠をＫＯ。エース長谷川を引きずり出す健闘を見せた。
トーシンパートナーズは初回、敵失と５番長谷川の適時打で２点先制。２回にも、４番坂田の満塁本塁打などで６点を挙げた。
３点差に迫られた４回には、７番長渡、８番佐藤の連続２点適時打などで大量６点を挙げ試合を決定づけた。
先発投手は、捕手が本職の槙峠。１、２回はそれぞれ３者凡退に討ち取ったが、３回には６本の長短打を浴びＫＯされた。４回から登板したエース長谷川が無難に２回を抑えた。
第三野球部は大健闘した。
８点差を追う第三野球部は３回、この回先頭の７番高田が初安打となる左翼超え２塁打を放ち、２死後、１番佐藤悠樹の適時打でまず１点。続く女性選手の２番新井も２塁打を放ち１点追加。このあと３番河原も適時打を放ち、ここで主砲の４番松永が左翼越え本塁打を放ち、この回一挙５点をもぎ取った。
先発の河原投手は、暴投も牽制悪送球も何発も出したが、５回には３塁走者工藤を牽制で刺した。被安打は11、奪三振は３、与四死球は８。チーム失策は５個。許した盗塁は14個。
第三野球 打安点
② 佐藤悠３ １ １
④ 後 藤１ ０ ０
４ 新 井２ １ １
① 河 原２ １ １
⑥ 松 永３ １ ２
③ 岡 崎３ １ ０
⑤ 天 野３ ０ ０
⑦ 高 田１ １ ０
⑨ ロッキ２ １ ０
⑧ 小 西１ ０ ０
８ 佐藤知１ ０ ０
振球犠
７ ２ ０ 22 ７ ５
……………………
トーシン 打安点
⑦ 富 樫 １ １ ０
７ 相 木 ０ ０ ０
⑧ 三 枝１ ０ ０
９ 工 藤２ １ １
⑥ 上 林４ １ ０
⑨ 坂 田２ ２ ４
８ 山 上１ １ ０
⑤ 長谷川１ １ １
②５山 下０ ０ ０
④ 池 田２ ０ ０
４ 長 渡１ １ ２
③ 佐 藤３ ２ ２
①２槇 峠３ １ ２
振球犠
３ ８ ０ 19 1112
……………………
投 手回安振球責
河 原 ４ 11３ ８ 12
……………………
槇 峠 ３ ６ ５ １ ５
長谷川２ １ ２ １ ０
本塁打 坂田 松永
３塁打 長谷川
佐藤 ２塁打 高田
トーシン槇峠投手（左）と満塁弾を放った坂田選手
○佐藤監督 いい勉強になりました。相手は仕事も全力でぶつかっていると野球を通じて感じた（ＲＢＡの記録更新となる33点以上は取るなというトーシン上層部からの指示があったとかなかったとかについてはノーコメントを通した）
○槙峠投手 打たれました。全部いい当たりだった。正直投げにくかった
○坂田選手 あの場面で打ててよかった
○長谷川 第三企画さんでも、手抜きなんか全然しない。全力で戦う（と試合前）
●井上監督 悪夢の１日になると予想していたが、バッテリーを中心にみんなよく頑張ってくれた。まさに未知との遭遇。みんな秘めたパワーを持っている
●河原投手 会社の名前を汚さず、ユニフォームを汚せてよかった（打撃では２打数１安打）
●松永 打ったのは低めのストレート。足がつったが夢中で走った。エースと聞いていた長谷川さんからは三振。カーブだった
●佐藤悠 いいところで打ててよかった。次は勝てそうな気がする
●新井 あのときは勢いがあった。その勢いに乗れてよかった
第三野球・河原投手（左）とトーシン槇峠選手に挨拶する第三野球・松永選手
好守に活躍した第三野球・新井選手
（村岡幸雄・牧田司記者 平成20年４月16日）