名古屋名駅の「モード学園スパイラルタワーズ」

商業施設「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS」
4月11日オープン

「モード学園スパイラルタワーズ」

 

　学校法人モード学園が開発を進めている名古屋市中村区名駅の専門学校と商業施設からなる「モード学園スパイラルタワーズ」内の商業施設「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS」が４月11日 (金) にオープンする。

　商業施設は、三井不動産が同学園からマスターリース業務（一括賃借ならびに転貸業務）を受託し、運営をするもの。地下２階から地上１階部分の16店舗からなる。

　「モード学園スパイラルタワーズ」は、地上36階建て、高さ170m、名駅地区の新たなランドマークとなる再開発プロジェクト。「名古屋モード学園」（ファッション）、「ＨＡＬ名古屋」（ＩＴ）、「名古屋医専」（医療・福祉、平成20年４月開校予定）の３つの専門学校と、商業施設「スパイラルタワーズ SHOP & RESTAURANTS 」により構成されている。

　スパイラル（らせん）状の外観デザインは、時代の最先端を行き、あふれんばかりのエネルギーをもつ３校の学生たちが互いに切磋琢磨し、からみあいながら上昇し、社会へ羽ばたいていく様を表している。

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　記者は学校法人モード学園について、ほとんど知識がない。奇抜なＣＭを流しているファッション関係の各種学校というイメージしかない。調べたら大変な学校のようだ。発祥の地は名古屋で､現在は大阪、東京、パリにもキャンパスを持ち、講師を含めた教職員は1,200人、生徒総数は約15,000名という。

　同校の谷まさる学園長の挨拶には次のようにあった。

　最近の若者が生き方を見出せないのは「高校までの偏差値重視の教育が、多くの若者に、あきらめと敗北感を与えてしまうからです…モード学園では、ひとり一人の『好き』を育て、能力につなげる教育を行っています。それは誰もが必ずもっている、生きる力を開発する教育です」と。

　同校は現在、東京・新宿の旧朝日生命ビル跡地で超高層ビル「コクーンタワー」を建設中で、別掲のようにこれまた印象的なデザインのビルだ。無借金で建てていると言うから、各種学校とは大変儲かるビジネスであるようだ。今年10月に完成するので、ぜひ取材してみたい。

工事中の「コクーンタワー」（２月撮影）