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 「今期は史上最高の業績達成見込み」岩沙社長

三井不動産グループが恒例の記者懇親会

     
挨拶する岩沙弘道社長と直筆サイン

 

 三井不動産は3月11日、毎年恒例の「三井不動産グループ記者懇親会」を「マンダリン・オリエンタル東京」で行った。

 岩沙弘道社長は冒頭の挨拶で、「マーケット全体が調整局面で、このところは減速局面に入ってきており、コスト競争力、マーケット活性化にどう取り組むかの課題はあるが、おかげさまで今期は顧客満足、ウォンツに応えた結果、各事業とも大変順調に推移し、売上高、営業利益、経常利益など全ての面で史上最高を達成する見通しだ。今後も、グローバル戦争にイノベートに挑戦して、当社を進化させていく」と語った。

 通常なら、このあと田中順一郎会長が乾杯の音頭をとることになっていたが、田中氏は所用で欠席。代わって大室康一副社長が「岩沙社長が、建設・不動産業界で初めて経団連の副会長に就任することが決った。これは、業界が責任をもって日本経済の再生・活性化に取り組めということ」と、岩沙社長の経団連副会長就任についても触れた。

2時間全く途絶えることなくぶらさがり℃謐゙に対応

 記者団との懇親会の場では、やはり岩沙社長が人気を独り占めした。「サブプライム問題はいつまで続くのか」など難しい質問にも、相手をしっかり見て丁寧に答えていた。約2時間、途絶えることなく話しつづけた。

 記者は30年の業界紙記者生活の中で、岩沙社長ほど丁寧に対応をする社長を見たことがない。しつこいぶらさがり℃謐゙記者に対して、いつも明快な答えを出す。だから人気があるのだ。福田首相に見せたいぐらいだ。

 懇親会の終わりに岩沙社長に「社長、疲れませんか? 」と質問したが、「僕は、好きなんだよ」と返事が返ってきた。ついでに「社長、サインを下さい。本当は、経団連会長候補という肩書きも入れて欲しいのですが、お名前だけで結構です」と依頼し、名刺の裏にサインをもらった。冒頭のサインがそれだ。

 

(牧田 司記者 3月12日)

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