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武蔵野市初の億ション サンケイビル「ルフォン吉祥寺」


「ルフォン吉祥寺」完成予想図

 

 サンケイビルが近く分譲する「ルフォン吉祥寺」を見学した。

 JR中央線・総武線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩13分、またはJR中央線・総武線三鷹駅から徒歩9分、武蔵野市御殿山2丁目の第一種低層住居専用地域に位置する地下1階・地上3階建て全66戸の規模。専有面積は約53〜138平方b、予定価格は6,000万円台〜22,000万円台(最多価格帯1億円台)、坪単価425万円。デザイン監修は内井建築設計事務所、設計・施工は大林組。竣工予定は平成20年11月中旬。販売代理は三井不動産レジデンシャル、野村不動産アーバンネット。

 吉祥寺といえば、各種の調査で住みたい街≠フナンバー1か2にいつもランクされるように、若年層にも高齢者にも人気の街だ。マンション供給は少なくて、今回分譲される井の頭公園側の駅南では、今から3年前、三菱地所が三菱マテリアルの社宅跡地で分譲した「井の頭公園パークハウス」(119戸)があるぐらいだ。

 このマンションは坪単価300万円前後と安く、JR中央線吉祥寺駅から徒歩9分、京王井の頭線井の頭公園駅から徒歩4分の高台立地で、井の頭公園にも近接していることから圧倒的な人気を呼んだ。

 「ルフォン吉祥寺」も社宅跡地で、井の頭公園もすぐ側だし、玉川上水沿いに歩けば三鷹駅に9分の好立地だ。

 坪単価は高いかもしれないが、グレード・設備仕様はそれだけの価値があるとみた。先の「井の頭公園パークハウス」にも億住戸は何戸かあったようだが、最多価格帯が一億円台という、いわゆる億ションは武蔵野市で初めてだ。床、建具・家具類はほとんど御影石やチークなどの自然素材が採用されている。デザインもスッキリしていて、都心部の億ションと遜色のないものだ。

 敷地の隣接地にはある大手企業の社宅があるが、こちらも閉鎖される模様でマンションになる可能性が高い。どのような売れ行きを見せるか注目したい。


「ルフォン吉祥寺」完成予想図

 

(牧田 司記者 3月6日)

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