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ポラスが新浦安で高額建売りヘリテージ¢謌齟e


「マインドスクエアヘリテージ 新浦安T」完成予想図

 

「リゾート」がテーマ 敷地73坪 価格は1億5000万円

 ポラスグループ中央住宅のマインドスクエア事業部が分譲を開始した千葉県・新浦安の建売住宅「マインドスクエアヘリテージ 新浦安T」を見学した。

 物件はJR京葉線新浦安駅から徒歩14分、浦安市今川1丁目の一種低層住居専用地域に建つ敷地面積約243平方b、建物面積約180平方b、価格1億5000万円というもの。構造は2×4工法。

 新浦安エリアは、中央線沿線とともに同社がこれから力を入れていこうというエリアの一つで、今回の物件は第一号だ。それだけに、商品企画に力が入っているのが分かる。

 エントランスにはイタリアの自然石を敷き詰め、階段付近のフロアにはLEDライトを敷設してライトアップする仕掛けを施している。外構・外観には自然石や擬石、コロンバージュなどを配して、北フランス風のデザインにしているという。コロンバージュは北フランスの伝統的な建築様式だそうで、イギリスのハーフティンバーによく似ているが、色は灰褐色だ。

 玄関ドアは、幅約1.6メートルの親々ドア(両開き)≠採用。玄関ホールはトップライトで光を取り込む工夫を施し、LDKにはテラスにつながる暖炉スペースを設け、ダイニング、リビングとスキップフロアでつなげている。リビングの天井高は約29メートルもある。

 家具・壁には天然木、塗り壁を採用。階段幅は芯心1137.5ミリ。2階ホールの天井高は勾配屋根を利用して最大で4.3メートル確保。ルーフテラスも2階上に設置し、ディズニーランドの花火が眺められるようにしている。浴室とは別に、アメリカ製の「シャワータワー」なるシャワー室もついている。

 1階部分には大きなウッドデッキとテラスを配している。直径1メートル近くもありそうなテラコッタの花器が据えられていた。

 「リゾート」をテーマにしているように、遊び心が随所に施されている。

 1月下旬からインターネットやチラシなどで告知しており、約100組の来場者があるという。また、舞浜エリアには価格が9800万円の建売住宅も供給している。

 駅前のマンション「 エアレジデンス新浦安」は坪300万円以上するはずだし、その比較から割安感もある。

 新浦安エリアは、バブル期には億住戸が飛ぶように売れたエリアだ。最近はほとんど供給がないだけに展開によってはヒットする可能性は大きい。


キッチンからリビングを望む

 

(牧田 司記者 2月29日)

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